花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

幻の花ヒゴダイと黒岩橋  

2007-08-04 | 花・植物・果実
 平成19年8月4日(土)

 新聞で知り、車で1時間くらいで行ける距離なので出かけました。「道の駅鹿北」の西側の小高い山に花園が作られていました。赤で囲んだ一帯がヒゴダイ園です。鹿北町は熊本県山鹿市に合併され県の東北部に位置しています。福岡県との県境にあります。


 
 ヒゴダイについてあるサイトを引用させていただきます。

 『キク科のやや乾いた原野に生える多年草。本州(東海・中国地方)と九州に分布する。葉はアザミのように縁がトゲ状になり裏が真っ白である。花は8~9月にるり色の小さい花が集まって、径5cmほどの球状になるので、別名をルリタマアザミという。
 草地改良や観光開発のために原野の環境が破壊され、阿蘇・久重地方など九州の一部でわずかに生き残っている。他は、いずれの自生地でも絶滅もしくは絶滅寸前の危機にある。宮崎県では1970年代の後半に絶滅した。』

 幻の花と言われる所以でしょう。



 かなりの急な坂を上ってこなければなりません。汗びっしょりです。ご婦人の一行からも暑い、暑いの連発の声が聞こえてきました。



 何という名の蝶(蛾)でしょうか。ブログ友のあぶさんならきっとお分かりでしょう。ヒゴダイは触ると意外にも固く、カサカサと造花のような感触でした。花は見かけによらぬものです。





 眼下の道の駅鹿北・プールでは子どもたちの歓声が響き渡っていました。買いものをしている間に子どもたちはプールで楽しむ。。。監視員もいるので安心でしょう。



 ちょっと回り道をしてブログ友のmomomamaさんが以前アップされていた黒岩橋(福岡県八女郡立花町)が近くにあるので探しに行きました。逆方向に看板があって分かりづらかったですが国道3号線のすぐそばで見つかりました。
 夏草が生い茂っている所にひっそりと佇んでいました。旧知に出会ったような感激でした。肥後の名工・橋本勘五郎の作だそうです。明治25年に作られたと記されていますから、もう115年も経っているのですね。渡ってみましたがとても堅牢でした。



 反対側からの画像です。人家はすぐそばに多いのに人通りはありません。真夏の真昼時です。



 一眼レフも持っていって、ヒゴダイをバチバチ撮ったつもりでいたら、帰宅してみると何とカードが入っていませんでした。
 このカメラにはカードが入っていないという警告音が鳴らないので良く失敗します。
 従って写真はコンデジのものばかりです。
コメント (24)
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