花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

夏の長州港

2007-08-16 | 風景
  平成19年8月16日(木)

 お隣の長洲町にある長州港です。漁港でもありますが、今は対岸の長崎県とを結ぶフェリーの発着港として有名です。平日で21便、土日や盆には増便されます。
 フェリーの出港です。対岸の多比良港までは40分しかかかりません。



 季節によってはユリカモメが客の投げるエサを求めて乱舞しますが、この時期にはユリカモメの姿は見えません。沖合ではイルカのウオッチングが見られる時があります。



 正面の山が平成5年に大火砕流で多くの犠牲者を出した雲仙普賢岳です。すっかり黙して、夏空の下に静かに鎮座している感じです。



 北の方角には長崎・佐賀の両県にまたがる多良岳があります。長崎空港を発った航空機(多分関西、東京方面行き)の飛行機雲がひとすじ見られます。
 62年前の8月9日、この上空にあの原爆のキノコ雲が不気味に浮かんでいました。形は崩れていきましたが、あの雲は夕方まで上空に不気味に居座り続けていました。目撃した者にとって「しようがない」発言は許し難い二重のショックでした。



 入れ替わりに別のフェリーの入港です。空は青く、雲は白く、海は紺青です。



 この日は海の清掃日で繰り出した漁船も帰港してきました。



 埠頭は広々として、工事用の機材が積まれ、埋め立てられた敷地には色々な企業が進出して、長洲町は活気があります。



 ちなみに私の住まいはフェリーの向こう側の方向、車で10分の所にあります。山影はもう福岡県の三池山です。
コメント (18)
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