花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

渡り鳥南へ  束の間の休息  

2007-08-06 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成19年8月6日(月)

 シギ類がシベリアなどの寒くなる所から南のニュージランド方面へ渡る季節が訪れてきました。その途中、私の近くの海岸で休憩をしてエサをしっかり食べ、体力を付けてから飛び立っていきます。
 第一陣でしょうか。比較的小さな鳥たちの群れが来ていました。



 ちょうど月初めで、カウントに来ていた野鳥の会のYさんと一緒になりました。シロチドリ、メダイチドリ、オオメダイチドリ、ダイゼン、キアシシギ、キョウジョシギ、ハマシギ、トウネンなどが確認出来ました。



 左から3羽目がキアシシギのようです。



 この美しいシギがキョウジョシギ(京女鷸)です。



 目の下側に白っぽいアイリングがあり、頸から胸にかけた黒い部分があるが、胸の中央でとぎれてリング(帯)になっていない。(帯がつながっている個体もいるが・・・)などから、シロチドリだとYさんが識別のポイントを教えてくれました。



 このブルーとオレンジの標識は以前、この海岸で付けたものです。やはり戻ってきたのですね。お帰りなさいとねぎらってあげたいです。





 この日は台風の余波か飛沫が上がっていました。



 この子たちが暖かい南の国へ旅立つと、お盆過ぎには第二陣の一回り大きなソリハシシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギなどがやってくるはずです。



 海岸はもうしばらくはシギたちの姿と鳴き声に満ちあふれます。
コメント (26)
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