平成20年9月27日(土)
一度は行ってみたいと思っていた「やな場」へ念願叶って行くことが出来ました。熊本県の東南部・甲佐町にあります。「清流のしぶきの上に建つあずま屋で味わう香り高いアユ料理」(パンフより)を食べさせる処です。

玄関には野口雨情の歌碑があります。昭和16年(1941)甲佐町を訪れ、この「やな場」で「甲佐歌謡」を作詞、後に「甲佐小唄」として親しまれたと記してあります。『肥後の甲佐は鮎なら名所御簗落ち鮎見においで』の直筆の一節が刻まれています。

「やな(簗)」とは「魚をとるために門の瀬に作る仕掛け。木の杭を打ち並べて、水をせき止め、一カ所、簗口にだけ流すようにし、そこの竹で編んだ簀(す)を敷き落ちてくる魚をとる」(パンフ)のです。

ここの「やな(簗)」は寛永10年(1633)に設けられたと言いますから随分歴史ががあります。代々の肥後藩主も来遊されたとのことです。

落ち鮎です。きれいな娘さんが馴れた手つきですくい上げました。

定番の「やな場コース」。消費税・奉仕料込みで3,990円。もちろんご飯も付きます。

○印付近の座敷で食べました。

来た時にはどしゃ降りでしたが、帰る頃には青空がのぞいていました。

甲佐出身の親しい友人がいましたが、若くして亡くなりました。ああ、こんないい空気の下で青春時代までを過ごしていたのだなあと思いを馳せました。

一度は行ってみたいと思っていた「やな場」へ念願叶って行くことが出来ました。熊本県の東南部・甲佐町にあります。「清流のしぶきの上に建つあずま屋で味わう香り高いアユ料理」(パンフより)を食べさせる処です。

玄関には野口雨情の歌碑があります。昭和16年(1941)甲佐町を訪れ、この「やな場」で「甲佐歌謡」を作詞、後に「甲佐小唄」として親しまれたと記してあります。『肥後の甲佐は鮎なら名所御簗落ち鮎見においで』の直筆の一節が刻まれています。

「やな(簗)」とは「魚をとるために門の瀬に作る仕掛け。木の杭を打ち並べて、水をせき止め、一カ所、簗口にだけ流すようにし、そこの竹で編んだ簀(す)を敷き落ちてくる魚をとる」(パンフ)のです。

ここの「やな(簗)」は寛永10年(1633)に設けられたと言いますから随分歴史ががあります。代々の肥後藩主も来遊されたとのことです。

落ち鮎です。きれいな娘さんが馴れた手つきですくい上げました。

定番の「やな場コース」。消費税・奉仕料込みで3,990円。もちろんご飯も付きます。

○印付近の座敷で食べました。

来た時にはどしゃ降りでしたが、帰る頃には青空がのぞいていました。

甲佐出身の親しい友人がいましたが、若くして亡くなりました。ああ、こんないい空気の下で青春時代までを過ごしていたのだなあと思いを馳せました。