花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

長州港 対岸の島原までフェーリー

2006-02-13 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年2月13日(月)

 対岸の島原半島・多比良港まで行く有明フェリーの発着する港です。我が家から南へ車で10分の距離にあります。



 熊本県・長州港-長崎県・多比良港は14キロ、40分で結ばれ、日に21便往復しています。運賃は4メート未満の普通車で1,840円。旅客運賃は大人が370円。子供が190円です。待合室は土産物の外に簡単な食事も出来ます。



 フェリーの乗客の与えるエサを目当てにユリカモメがまつわりつくのも名物の一つです。



 船はカモメと共に一路対岸の多比良港目指して進みます。




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プリマドンナのようなコサギ

2006-02-12 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年2月12日(日)

 コサギは不思議な鳥です。時には孤高の哲学者のように近寄りがたい雰囲気の時もあれば、プリマドンナのように、しなやかで優雅な姿を見せる時もあります。



 サギの仲間では小さいので華奢で可憐な姿は眺めていて飽きがきません。振り向くしぐさはあどけない少女のような印象です。



 ついつい、島崎藤村の「初恋」の詩を口ずさんでみたくなります。美しい飛翔を、ぼう~っと見送ってしまいます。



 賞味期限の切れない(1?)鳥ではあります。近くの川で見られるのはとてもありがたいことです。

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「高瀬蔵」たまな物産展

2006-02-11 | 生活、食べ物
 平成18年2月11日(土)

 昨日は隣の玉名市にある「高瀬蔵」で開催中の“たまな地域物産展”へ行ってきました。5年後に開通する新幹線を見すえ、新名物を志向するねらいで近隣市町の「たまなブランド協議会」が主催して、今日まで開かれています。
 有明海で採れた水産加工品、焼酎、荒尾梨の洋菓子、高瀬飴、蜂蜜、にんにくみそから革製品なども展示即売されています。
 「高瀬蔵」とは古い民家を改造した多目的ホールです。中にはレストランや喫茶店もあります。



 入口には米俵なども飾ってあって、玉名の歴史にちなんだインテリアです。



 さして広くないホールには近隣地域の名産品などが所狭しと並べられ、多くの客で活気を呈していました。



 私はもつ鍋(2,3人用・1,500円)と肥後の赤どりの串焼き(500円)を2個買ってきました。食後の感想は機会をみて、後日紹介します。
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我が街・荒尾Ⅱ

2006-02-09 | 郷土 荒尾
 平成18年2月9日(木)

 今朝の最低気温は-4度!しかし、段々冬型が緩んできました。

 私の住んでいる荒尾市は前にも紹介しましたが、人口5万7千弱、熊本県最北端の小さな市です。かつては炭坑の街として栄えていましたが、今はもうその面影はほとんど残っていません。大きな基幹産業もなく、「荒尾梨」「養殖海苔」が主な産物です。
 今回は市街地を少し紹介します。市役所です。市役所付近が繁華街でないのが特色(?)です。西側、徒歩10分の所に競馬場があります。



 その昔賑わっていた県境です。黒のワゴン車の行くすぐ先はもう福岡県です。戦後は闇市場がひしめき、特飲街も軒を並べ黒ダイヤブームで活気を呈していました。人通りも少なくなってしまっています。



 大型のテーマパーク・三井グリーンランドです。年間100万人の集客を誇っています。ホテル、遊戯施設、レストラン、温泉施設、商業施設等が建ち並び、今、市の中心の賑わいはこの界隈に移行しています。



 すぐ傍には大型商業施設シティモールが開業し、市内だけでなく近郊の市町からの大勢の買い物客で繁盛しています。産婦人科、内科、小児科、耳鼻咽喉科、歯科などの医院や付随する薬局、美容院、銀行、居酒屋等々も競って集結しています。




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エメラルドメロンを頂きました

2006-02-08 | 花・植物・果実
 平成18年2月8日(水)時々

 大阪、貝塚のWさんから土佐香美のエメラルドメロンを頂きました。Wさんは仕事にも家庭にも恵まれ、功成って、今年還暦を迎えられます。本当に心から祝福の言葉を贈ります。「還暦、おめでとうございます」。
 土佐香美(とさかみ)と言う地区はインターネット検索で初めて知りました。そこで生産された「エメラルドメロン」です!



 香美(かみ)とは「高知県中央東部の6町2村の緑に囲まれた自然豊かな所」を言うのだそうです。このメロンは夜須町で生産されたことがシールで分かりました。ああ、これぞまさしくエメラルドメロンです。生産者は“永野勉”とありました。HPで長野さん一家を見ることが出来ました。



 半分に切るとあのメロン特有の甘~い香りが漂ってきます。近くの孫達も呼んで披露しました。


 Wさん、とっても美味しかったです。「幸せ~。。。」孫達の口々の感想です。幸せを分かち与えることが出来、私も幸せでした。Wさん、ありがとうございました。そして生産者の永野さんにも感謝です。



 大阪-高知-熊本が赤い糸で繋がったような気分です。
 Yさんの「にんにくみそ」、Wさんからの「メロン」と頂くばかりですが、今度は私が何か喜んで貰えるものをお送りしたいと思っています。


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天草蜜柑三種

2006-02-07 | 花・植物・果実
 平成18年2月7日(火)

 日曜日、天草へ出かけた折、蜜柑を買ってきました。いずれも天草の特産品になっているものです。この日は本当に春日和でした。



 「パール柑」の右3個は「ポンカン」、左3個が「きよみ」です。パール柑はあっさりした甘みと爽やかな触感が味わえます。



 ポンカンは天草育ちの美味しい蜜柑です。ほんわりした甘さと優しい香りに特徴があります。ちょっと種が多いのが難といえば難でしょうか。少し、厚い皮から出る芳香はネットに入れてパール柑の皮同様、入浴剤としても楽しめます。パール柑とポンカンは三角港めの「ラ・ガール」と言う道の駅みたいな店で買いました。



 下の写真の「きよみ」と言う品種は最近の人気ブランドです。これは姫戸という上天草市の港町近くの無人販売所で買いました。「味見しないと分からないなあ」と思っていたら、近所のおばさんが出てきて「1個食べておいしくなかったら置いとくですタイ」と言ってくれました。食べたらとても美味しかったので、バケツに500円入れて買ってきたものです。
 この「きよみ」は糖度が高く、上品な味でした。どの品種も天草らしい南の国の果実です。



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菜の花公園・とんだ早とちり

2006-02-06 | 花・植物・果実
 平成18年2月6日(月)

 きのうは晴天に誘われて上天草市まで足を延ばしました。昼食をとった店で「菜の花公園と看板に出ていましたが・・・」と尋ねると、すぐそこの左手だと教えてくれました。車で5分も走ると左手の松島港前の広場に確かに菜の花の咲いているのが見えました。

 

 沿道に並ぶようにして既に満開の様相でした。ああ、ここが公園かと車を止めました。



 アップしても見応えがあります。さすが、南国天草です。



 しかし、公園と言うには余りに狭く、見物人もいません。これが菜の花公園なのかなあと首をかしげつつも、目的のトビのホーバリングしている穴場に向かいました。
 それでも何か腑に落ちず、帰宅してからHPを探索したら、な、な、何と「菜の花公園」はもっと先にあり、その数100万本と出ているではありませんか。チクショ~ッ!!
 「すぐそこ」がどの辺りかも確認せず、パッと目に入った菜の花に目を奪われたのが間違いの元でした。お店のおばちゃんの責任では決してありません。

 トビを撮っていたら、少し寒気もして、あ、また風邪がぶり返すのではないかと引き返しました。帰宅したのはそれでも18時を過ぎていました。


 
 
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「万能にんにくみそ」と「巻き寿司」

2006-02-05 | 生活、食べ物
 平成18年2月5日(日)

 隣町のYさんからこんなにたくさん「万能にんにくみそ」を頂きました。



 Yさんは以前は近所に住んで居られましたが、「的ばかい」で有名な隣の長洲町に家を新築されて引っ越されました。
 運動神経抜群で、一緒のソフトボールチームで頑張った間柄です。温厚な紳士でとても尊敬しています。隠れた私のブログ愛読者の一人です。「スタミナを付けてブログを頑張るように」との激励を頂き、感激しています。



 蓋を開けるとぷ~んと香ばしい香りがします。食べ方のしおりを読むと多彩で、食事の楽しみが増えました。



 昨日は立春なのに積雪!震え上がりました。『春は名のみの・・・』ですね。2日には我が家でもカミさんが巻き寿司を作りました。丸ごと食べよと言うことですが、とてもとても・・・でした。



○「万能にんにくみそ」製造・販売元 (有)大同食品
                〒865-0025 玉名市高瀬501番地 
                電話 0968-71-1255 
                   0120-372889

                   
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立春に積雪

2006-02-04 | 天文・気象・気候
 平成18年2月4日(土)

 起きたら雪が積もっていました!。暦の上では春だというのに、また冬へ逆戻りです。



 盆栽の上にも春の雪がふんわりと乗っかかっています。



 ようやくふくらみ始めていたワビスケの蕾も縮こまっていることでしょう。



 我が家の庭も、なんだか北国のような風情に感じられます。
 泊まりに来ていた小一の孫とカミさんが雪だるまをこさえて遊んでいました。何年振りの雪だるまでしょう。





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2月の入道雲

2006-02-03 | 天文・気象・気候
 平成18年2月3日(金)

 きのう、東の空に入道雲が出ていました。このところ、暖かい日が続いていまたが、また少し寒さが戻ってきたようです。
 庭の桜の枝(写真左上)にも欅の枝(写真中と右端)にもまだ春の兆しはありませんが、上空だけ見るともう初夏かと見まごうほどです。



 廃屋の医院の上にも積乱雲が湧いていました。
 今日は節分、明日はもう暦の上では立春です。水原秋桜子編の[新装版]俳句小歳時記(大泉書店)を読んでいたら、こんな句がありました。 

   山の音山の香春の来つつあり    黒木 野雨



 この前は半開きだった八重咲き水仙がすっかり開花していました。



 体調が戻りました。出水の鶴を見にいきたいです。

 

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市屋河口のコサギ 

2006-02-02 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成18年2月2日(木)

 晴天、無風。空が澄み切って、もう積乱雲が東の空に浮かんでいました。

枯れ枝に静止しているこのコサギはどこか哲学者のような風貌をしていてとても印象に残った情景です。



 沈思黙考かと思ったら、結構愛嬌ある姿勢も取ったりしていました。



 雨の中のコサギも人間で言えばどこか世捨て人か仙人のような感じを与えていましたが、枯れ枝の上のコサギはもっと超越しているような透明感を抱かせます。





 俗人に邪魔されたのを嫌ってか、やはり特有の叫び声を上げて海へ向かって飛んでいきました。




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キリシタン文学の郷・大江天主堂 

2006-02-01 | 紀行
 平成18年2月1日(水)

 夜来の雨は上がりましたが、冬空が戻ってきました。昨日までの陽気がウソのようです。

 天草は熊本県の南部に位置しています。殉教の島としても知られ、明治40年には与謝野鉄幹率いる若き詩人たち・新詩社一行5人が九州のキリシタン遺跡を求めて、島原から天草へ渡ってきたのです。北原白秋、木下杢太郎、吉井勇、平野万里らはまだ二十歳前後の青年詩人でした。



 一行が立ち寄った大江天主堂です。当時47歳で、天草弁の達者なガニエル神父から親切なもてなしで迎えらました。秘蔵の品や隠れキリシタンにまつわる話は若い詩人達の心に刻み込まれ、後にキリシタン文学の花を咲かせることになります。ここには吉井勇の歌碑が建てられています。

   白秋とともに泊まりし天草の大江の宿はバテレンの宿



 教会の庭は立体的な造形で、異国情緒を漂わせていました。



吉井勇は歌碑の除幕式に昭和27年に再遊しています。「あの時の天草の旅が私の一生を決定づけた旅であった」と述懐したそうです。

  ともにゆきし友みなあらず我一人
   老いてまた踏む天草の島

 その時詠んだこの歌もまた歌碑として隣接されています。その吉井勇も既に亡く、旅をした天草は師走の空が澄み切っていました。

 天草を殉教の島、夢の島と歌う詩人や旅人とそこにずっと住み続けている島民とのギャップはあるにせよ、遙かなる時の流れの中ではささいなことなのかも知れません。




 
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