英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

英語の若葉マーク

2018年11月09日 | 指導現場にて
英語の力が伸び切らない学習者の特徴は、単語を覚えることが英語の勉強だと勘違いしていて、長文を読むときや英語を発する時、英単語(の意味)をつなげただけで出来たつもりになり満足してしまっています。心の奥底では、「何かおかしい」と一抹の不安を感じているのに・・・。

英語は主語と動詞を中心とした語順の言語です。いい加減、単語の意味だけでつなげて分かったふりをするの止めないと、分かったつもりになって読み過ごされた英文の亡霊が出てきますよ。単語の意味をつなげるだけなんて・・・。そんな程度のこと、英語を学び始めたばかりの子供にだって出来ます。

It makes the world better.を「それがより良い世界をつくる」、He went to the park to run.を「彼は公園に行って走った」と訳しているようでは、いつまで経っても英語の若葉マークは取れませんね。

結局、英語は型。型が意味を担保します。型を意識せずに単語の意味をつなげて解ったフリをするのは、TOEIC600点前後を右往左往している人の特徴でもあります。あやふやを明確にしない限り、breakthrough はありません。
我が家の庭も紅葉が見頃を迎えました。さあ、いよいよ受験シーズンの到来です。


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