英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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私と大学受験英語 #10

2019年06月06日 | 英語勉強法
基本事項の暗記と既習英文の徹底音読。凡事徹底を心がけた2年目の浪人時を過ごし、現役時から数えて3度目の大学受験を迎えました。

1992年受験当日(早稲田大学入学アルバムより)
満を持して臨んだ早稲田大学政治経済学部の英語でしたが puppy事件で翻弄され、英語で思うように得点できませんでした。二浪までして「あー、ここまでか」と思いましたが、私文一難しいと言われた現代文でほぼ満点という奇跡で挽回。そして、模試で全国1位・偏差値80以上だった得意の「政治・経済」で何とか逃げ切った感じでした。大学受験は何が起こるかわからないということを感じさせられた一日になりました。

二浪時の大学受験(1992年)の結果です。

・早稲田大学政治経済学部経済学科 ◎(合格・入学)
・早稲田大学法学部 ×(不合格)
・早稲田大学社会科学部 ×(不合格)
・学習院大学法学部政治学科 ○(合格)
・学習院大学経済学部経済学科 ○(合格)

合格者番号掲示(研数学館より贈呈)
結局、3年間で早稲田9学部を受験しましたが、合格したのは第一志望の政治経済学部だけ。でも、第一志望に合格するために時間を費やしてきたのだから、これでいいと思います。いわゆる“滑り止め”を全て受かったとしても本命に受からなかったら達成感は少ないはずです。

最後に、自分自身で高校生活3年間と浪人生活2年間の合計5年間を大学受験に費やし、指導者として15年以上大学受験の指導現場に携わって得た、大学受験で第一志望に合格する英語力を身につける術を記します。

①単語集一冊と『Next Stage』などの文法・イディオム総整理本の暗記を、遅くとも高3の8月末までに終える。理想を言えば、高2が終わるまでに。

②過去問などで精読した英語長文を声に出して繰り返し音読する。

以上の2点です。これだけです。平凡でつまらない勉強を毎日続けられるか?単語と熟語をただひたすら暗記し、長い英文を声に出して何十回と繰り返し音読できるか?

凡事徹底できる人が難関大学の受験に対応できる英語力を身につけ、第一志望合格という目標を達成できるのです。そして、そこで培われた「読む力」からなる英語力こそ、「聴く力」「書く力」そして、「話す力」までの礎となるのです。


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