英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

コロナ禍の大学進学

2021年08月29日 | 指導現場にて
都内の大学4年に在籍する教え子と、3年ぶりに話しをしました。

①オンライン授業100%なので早々にアパートを引き払い、長野で実家暮らし。

②奨学金が給付される特待生になるほど勉学に勤しんだのに、準備万端だった留学もキャンセル。

③ゼミの担当教授に未だ直接会えていない。

④でも、大学の授業料は変わらず。

⑤サークル、バイト、旅行、合コン・・・。学生の特権が全く享受できない。

大学は勉学をするところという大義名分は否定しません。でも、それ以外の、様々な人と交流し、見聞を広め、人間的に成長できる活動も大学生活であり、大きな部分を占めていると、私は考えます。週末、大学の講義が終わった後、気の置けない友人と安い居酒屋に繰り出し、飲み足らずに自分のアパートに友人を泊め、夜通し酒を飲みながら人生や夢を語らう。それも大切な大学生活じゃないのでしょうか?

約30年前、私はサークルのコンパで酔いつぶれ、山手線の終電でゲロをしたこともあります。今の世の中じゃ決して許されませんが、そんな武勇伝も語れるのも、自由奔放な大学生活があったからこそです。

コロナ禍の今、果たして大学に籍を置く意義があるのか。生徒には大学合格のための指導をしていますが、その一方で、コロナが収束するまでは、休学したり浪人したりと、新たな選択肢を考える必要性も感じます。

今の大学生たちが、本当に可哀想です。


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