英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

伝説となったマラソン大会

2022年05月05日 | ランニング・筋トレ

5月5日、こどもの日。ランニングウォッチのGARMINは、毎年のGWにバッジをプレゼントしてくれます。

さて、市民ランナーとして、こどもの日と言えば、4年前の5月5日を思い出します。

ランニングを始めて2年目の2018年5月5日、友人の勧めで、初めてのマラソン大会「第11回信州なかがわハーフマラソン」に出場しました。その当時は日本全国でマラソン大会が開催されているなんてつゆ知らず、ましてや地元の過疎が進む中川村で大規模なハーフマラソン大会が行われているとは知る由もありませんでした。人口5,000人弱の村に、北海道から鹿児島までの約4,000人のランナーが出場する・・・。マラソン大会は、ランナーだけでなく、地元の観光行政の起爆剤になっていると気づかされました。


第11回信州なかがわハーフマラソン

その時の写真を見ると、まだまだランナーとして初心者で、ウェアやシューズなどのランニングギアにもこだわりがなく、走り込みが足りていないためランナー体型にもなっていませんでした。月平均100km程度は走ってはいましたが、まだまだ経験不足だったため自信がなく、うっすらと日に焼けて引き締まったランナー体型の人たちを目の当たりにし、周りがみな健脚に見えました。

そして、今でも鮮明に覚えているシーンがあります。中間点を過ぎたあたりで、私の目の前の走る女性ランナーが、隣を走っていた別の女性ランナーに「走り込んでますね」と話しかけたんです。そしたらそのランナーは「いえいえ、それほどでも。一介の市民ランナーにすぎませんので」と謙遜して答えたのです。その時、「自分もそういう風に見られたい。早く“あちら側”へ行きたい」と、決意しました。

あれから4年。ハーフマラソンの自己ベストは30分以上短縮され、フルマラソンはサブ3.5まで55秒と迫りました。できるだけ毎日走ることを心がけ、少しずつ走れる距離を伸ばしていき、空いた時間に筋トレやストレッチをして、アスリート向きな食生活を心がける。そんな毎日の少しずつの積み重ねが自分を作ってくれ、今なら自信を持って「市民ランナー」と言えることができます。自信とは文字通り、自分を信じることであり、自分で作り出すものです。そのためには、日々の小さな努力を積み重ねるしかありません。

 

さて、信州なかがわハーフマラソンは、私は初めて出場した4年前の第11回大会が最後となってしまいました。ランナーたちからの評価も高く、全国のマラソン大会ランキングでもトップクラスだった伝説の信州なかがわハーフマラソン。私に市民ランナーとしての矜持を持たせてくれたあの大会が復活することを望むランナーは、少なくないはずです。

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