主に高3生のテキストとして使用している『基礎英文問題精講』のNo.40に soul(魂;人)が出てくるので、必ず次の英文も紹介しています。
Not a soul was to be seen.(人っ子ひとり見られなかった。)
これは私が大学受験時代に使用した唯一の単語集『試験にでる英単語』に載っている例文で、30年以上経った今でも口をついて出てくる英文です。
主語である No soul の no が強調されて Not a (single) ~ の形になることや、be + to 不定詞 で可能の意味を表す点など、文法的なポイントも含まれている例文です。
そして、sole「唯一の;足底、靴底」、Seaul「ソウル(韓国の首都)」と同じ発音になることも大切です。
今では英単語集などの英語の参考書にはCDが付属していたり、無料で音声ダウンロードできるのが当たり前ですが、私の大学受験当時、『試験にでる英単語』の音声カセットは別売りでした。お金がかかるので、友人から借りてダビングをして、代ゼミの寮で夜な夜な独り聞いていました。あの頃、あまり深く考えずにそのカセットの音声を聞いていたけど、ずっと頭の片隅に残り、今でも自然と口をついて出てくるのですから、若かりし日に覚えた知識は財産です。
代ゼミ南平寮の自室