今月末に新築塾舎の引き渡しを控え、看板設置や引越し等の日程調整で忙しくなってきました。
現テナントを今月末に退去するため、先週、オーナー会社の社長さんへご挨拶に行ってきました。
思い返せば10年前、実家近くの廃墟になりかけていたこのビルに目をつけ、会長と社長に「貸してほしい!」と直談判したのがすべての始まりでした。
42歳にして独立開業するという私の夢に真剣に耳を傾け、我が事のように応援してくれ、現在に至ります。 当時、窓口となってくれた総務部長さんは7年前に急逝されてしまったため、直接お礼を言うことはできませんが、今でも天国から見守ってくれていると確信しています。
これまで積み上げてきたものがあるからこそ、その環境を離れる時はそれらが無くなるような気がして、虚しさと切なさが募ります。でも、それらは決して無くなるわけではなく、私の人生の強固な基盤として、これからも支えとなってくれます。
この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ。
行けばわかるさ。
by アントニオ猪木(1998年4月4日 東京ドームでの引退試合後に行われた最後の挨拶より)
さあ、前を向こう。一歩を踏み出そう。進んだその道こそが自分だけの人生となる。