英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

冬季オリンピックと人生の転機

2018年02月08日 | 閑話
1972年、札幌冬季オリンピックが開催された年に私は生まれました。

1991年、浪人で独り暮らしをする東京のアパートで、1998年冬季オリンピックが長野に決定する瞬間を生放送で見て、第一志望合格へのパワーをもらいました。

1998年、長野オリンピック開催中はゴールドスポンサーだった勤務先のメディア村で英語を使って仕事をし、英語で生きていこうと決意しました。

2002年、留学先のシアトルでソルトレークシティーオリンピックの開会式をホストマザーと見ていました。

2014年、独立開業を決断して不安の中、浅田真央さんのあの「伝説のフリー」に勇気を与えてもらえました。

私にとって、冬季オリンピックには人生の転機があり、そこには劇的な感動とアツい想いがあります。

さあ、平昌オリンピックが始まります。


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Cross the TOEIC Bridge

2018年02月07日 | TOEIC・英検など
TOEICを運営している国際ビジネスコミュニケーション協会から、TOEICのジュニア版・TOEIC Bridge のテスト内容を変更する旨のプレスリリースがありました。以下、引用です。
TOEIC Bridge® Test リデザインについて
TOEIC Programの開発機関であるEducational Testing Service(ETS)は、英語学習初・中級者を対象としたTOEIC Bridge testを、日常生活の場面で使われている、聞く・読む・話す・書くの英語4技能を測定するTOEIC Bridge testsにリデザインいたします。日本での導入は、2019年度中を予定しております。

出題内容や受験方法などの詳細につきましては、決定次第お知らせいたします。
TOEIC Bridge はTOEICの半分の1時間・100問のテストで、TOEIC L&R のジュニア版として、初・中級者に最適な試験ですが、親分のTOEICと比べると知名度もいまひとつでした。それは、実施回数と試験会場の少なさのせいもあります。TOEIC L&Rは年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)全国約80都市で実施される一方、TOEIC Bridgeは年に4回(3・6・9・11月)、全国13都市(札幌・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡)でしか行われません。

今回のリデザインで書く・話す力も測定されるようになるのは、大学受験での民間外部試験の利用決定も大きく影響しているように思われます。リデザインとともに、受験機会を増やしてもられば、英検と同様に小中高生にとって、TOEICがもっと身近な試験になるかも知れませんね。

以前、TOEIC Bridge の書籍出版にも協力させていただいた一人として、今後に注目していきたいと思います。Lynnさんが生きていたら、今回の発表を喜んでいただろうな・・・。


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知を深める英語

2018年02月06日 | TOEIC・英検など
次男(小2)が、「一番ブキミな生き物を教えてあげる」と言って、学校の図書室から借りてきた『ブキミ生物 絶叫図鑑』に載っていたクマムシを見せてくれました。
以下のような説明が載っています。
体重の全水分が3%まで減っても死なない。-273℃~150℃までたえられる。真空状態から75,000気圧までたえる。ヒトの致死量の1,000倍の放射線でも死なない。

ムシと名前がつくが、昆虫とは関係ない1mmに満たない微生物。4対の脚があり、ゆっくりと歩く。姿がクマに似ていることからその名がついた。乾燥地帯や宇宙空間など、あらゆる極限環境でも死なない。
このクマムシの特長を、実はすべて私は知っておりました。というのも、昨年の英検準1級で出題された長文読解が Tardigarades(クマムシ)について論じた文章で、上に書かれている説明が全て英語で紹介されていました。他にも cryptobiosis(クリプトビオシス=活動を停止する無代謝状態)や Dsup protein(ダメージ抑制たんぱく質)なども英文で論じられていて、非常に勉強になりました。ちなみに tardigrades は tardy(=late, slow)に由来していることが分かれば、ボキャビルにもなります。

英検2級以上で出題される長文は、学術的に興味深い英文が多く、英語で様々なことを学べます。10年以上も前に placebo effect(プラシーボ効果)について論じられた英文の内容を、今でも覚えています。最近は国連英検特A級の過去問を解きまくっていますが、こちらも知的好奇心を掻き立てられ、ワクワクしながら英語を読めています。


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『史上最悪の英語政策』

2018年02月05日 | 指導現場にて
『史上最悪の英語政策 ウソだらけの「4技能」看板』を読了。
タイトルからして衝撃的で、今年に入って英語指導者・学習者の間では話題になっている一冊です。


私自身の中学からの英語学習と学生たちへの英語指導経験通してずっと感じてきたことがあります。それは、英語の科目に「オーラル」「コミュニケーション」とついた頃から、日本人の総合的な英語力が低下していることです。

英語指導者ならどこかで感じていた矛盾や違和感。でもそれを口に出せば、時代の潮流に逆行していると思われます。下手すれば“炎上”してしまうそんな正論を、本著では堂々と述べてくれています。

なぜ今、4技能なのか。これだけ歴史を重ねて充実した試験になった大学入試センター試験の英語を変え、民間の英語試験を利用するのか。「話す力」が英語力の頂点にあり、「英語は話せてこそなんぼ」の風潮がありますが、オーラルやスピーキング中心主義に英語教育政策の舵を切ったため、英語のレベルがむしろ落ちてしまったことを、認めるべきだということが書かれています。

オーラル偏重の英語教育に舵を切ったからこそ、日本人の英語力が逆に低下しているのは、指導現場にいて疑いようのない事実です。TOEICもSWの受験者が増えてはいるが、では果たして、LRのスコアはどうなのか。「いい加減、目を覚ませ。まずは、読む力・聞く力をつけろ!」という筆者からのアツいメッセージを感じることができます。


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本当の春を迎えるために

2018年02月04日 | 指導現場にて
節分の昨日は、豆まきを早朝に行いました。もう10年以上も続く我が家の節分の光景です。

国公立大学二次試験の出願が締め切られて倍率が確定、大学入試センター試験の平均点も発表されました。センター試験から三週間が経ち、センター前後の高揚感はどこへやら。出願しただけで、なぜか合格した気持ちになってしまう。2月は高校にも行く必要がなくなり、私立大学を受けない限りは緊張感を味わうこともないため、25日に行われる前期試験までは、気持ちが緩んで中だるみとなる。

ここで勉強のペースを緩めれば、合格はおぼつかない。
ここで第一志望の出題傾向に見合った勉強が加速すれば、合格が近づく。

どちらを選択するかは、本人次第。

今日は立春。春が始まる日。受験生諸君、“合格”という本当の春を享受するために、もう一度ここで気合いを入れ、第一志望に対するアツい気持ちを再燃させよう。
この時期の日の出前の南アルプス・仙丈ケ岳は、厳寒に耐えて夜明けを待つ、荘厳な姿を見せてくれます。厳しい冬の先に春を向かい入れるためには、己を律していくしかありません。


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英語で「雪かき」は?

2018年02月03日 | 英語勉強法
今シーズン初の大雪となった伊那谷です。昨シーズンは雪かきをした記憶がないので、実に2年ぶりの本格的な降雪でした。
英語で意外と言えないのが「雪かき」ではないでしょうか。「雪かきをする」は shovel snow が一般的です。「自宅敷地を雪かきする」であれば、shovel the driveway がよく使われます。clear を動詞で使えば、clear the road of snow とも言えます。分離を表す前置詞 of と一緒に使えればなかなかですね(^^)v。

除雪車は snow plow と言いますが、単に plow だけでもOKです。イギリス英語では plough とも綴られます。

これらの表現は、TOEICのパート1やパート4でもよく耳にします。動作や身の回りのことを常に英語で言えるようにするのが、ボキャビルや発話力を高める簡単な方法です。


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Super, Blue, Blood Moon

2018年02月02日 | 閑話

一昨日は皆既月食で盛り上がりました。授業後にカメラを空に向けましたが、うす曇りであったのと、三脚が簡易的なものだったので、写真がブレブレになってしまいました。ですので、2014年10月8日の皆既月食の写真を載せておきます(笑)。

今回の月食は、月と地球の距離が近く(super)、一ケ月に二度目の満月で(blue)、皆既月食の赤銅色になる(blood)ということで、Super, Blue, Blood Moon と言われていました。

blue でよく使われるイディオムを覚えておきたいですね。

once in a blue moon
… very rarely(めったに~ない)

out of the blue
… when you are not expecting soething to happen(不意に、出し抜けに)

a blue rose と言えば「不可能だ、あり得ない」という意味になると、以前テレビで紹介されていましたが、英英辞典にも載ってないので、スラング的な表現でしょうか。

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2018年1月の筋トレ・ランニング総括

2018年02月01日 | ランニング・筋トレ
今日から2月。先月の筋トレとランニングの総括です。

1月のランニング総距離は132.9km。前半は冬期講習があってあまり走れませんでしたが、それでも31日中19日走ることができました。11月は122.3km、12月は153.4kmを走れましたので、3ヶ月連続の100km超となりました。去年の1月は82.0kmでしたので、前年同月比でも+50.9kmとなりました。

1月最終日の昨日はクォーター(10.55km)を59分44秒で走りました。クォーターでも60分を切れるようになってきたので、5月のハーフマラソン大会は2時間を切ることを目標にします。ただし、オーバーワークによるケガだけには注意していきます。

筋トレは、プッシュアップバーを使った腕立て伏せとダンベルが中心です。腕立て伏せは1セット20~30回を4セット行い、1日に100回以上を行っています。上半身はこれだけで筋力の張りを維持できています。

ランニングと筋トレ前後の体操やストレッチに十分に時間を取っています。呼吸まで意識してやると相当な負荷がかかりますので、全体的にバランスの取れた筋肉がついてきているのを感じます。これから運動を始めようと思われている方は、ラジオ体操やストレッチを時間をかけてやるところから始めてみるといいと思います。

2018年も一ケ月が過ぎてしまいました。年初の計画や抱負は実行できていますか?いつの間にか昨年と変わらない状態に戻ってしまっていたら、今日から仕切り直しですね。


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