英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

仮定法と長野オリンピック

2018年02月09日 | 指導現場にて
学校で仮定法を習った高1生が「難しくて・・・」と口にすることが多いです。

私:「そもそも仮定法って何だ?」
生徒:「『もし…なら、~するだろう』っていう・・・」
私:「それでは普通の if や未来形と変わらないぞ」

これはよくあるやりとりです。いや、仮定法が分かっていない生徒のほぼ100%が上のように答えてしまいます。分かっているようで、実は理解していない。勉強において大切なのは、学んでいることを第三者にでも分かるように説明できるようにすることです。

「仮定法って何?」って聞かれたら、私が思うに「○○の〇〇」と、簡潔にたった5語で説明できなければなりません。(○○には何が入るか、考えてみて下さいね(^^))

そして、

If it rains, I will stay at home.
If it rained, I would stay at home.
If it had rained, I would have stayed at home.

の3文をきちんと訳せて、訳には直接表れないニュアンスまで説明できるようになれば、仮定法を理解できたことになり、もう得意な単元になっているでしょう。

仮定法と言えば、長野オリンピック当時、世の中にはようやくメールが普及し始めました。しかし、携帯電話もまだ普及していない時代。長野駅前の特設ブースでは、選手にメールを送って応援しようというサービスが行われていました。当時、日本のCMにも出て人気が凄かった女子フィギアスケートのエレーナ・リアシェンコ選手に次のようなメッセージを送ったのを思い出します。

If I were a bird, I could fly to you and encourage you.


コメント
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