今日はいつもとは違って、僕という人間の一部分を話してみようかと思います。
弱くて、意気地なしだった自分・・・・
だから強くなろうと毎日を過ごしていた、でも本当の自分は今も変らず昔のままここにいる、そして答えは相変わらず見つからない。
13歳の頃、いつも考えていた、「生きるって何だろう?」、「人生って何?」、
たった1人で夜空を見上げて歩いた。
張りつめた空気とは反対に、駆けめぐる命は躰をどんどんと暖めてくれる。
真っ白い息が夜空に溶け、幾千の輝きを見つめたあの頃・・・
今も答えは無くて、でも確実に毎日は過ぎていく、
「人って何だろう?」そう思う自分のすぐ側に今、息子と娘がいる、
「2人は自分と同じ事を思うことがあるだろうか?」、「自分の弱さを見つめることができるだろうか?」。
「自分を心の目で見つめ、自分に問いかけることが出来るだろうか?」
「そんな2人を前に僕は、親として何かを伝えていく事が出来るだろうか?」
そう自分に問いかける。
未来ある心を案じている自分に、少しだけ沸いてくる勇気、でも問われたら答えられないままの自分もそこにある。
もしこんな自分になにか答えることができるとするなら、
舞い始めた木葉を手に取り、そっと耳を傾けて欲しいということ。
色とりどりの葉に刻まれた短い夏は、それより遙かに長く生きる君たちに素晴らしい
生き方を教えてくれるから・・・・