帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

FJ1200

2008年09月30日 | バイク
イグニッションキーを入れ、エンジンを始動する。
「お!」 っと違いを感じる、メカニカルノイズがこれまでとはまったく異なり、
静かで心地よい。

クラッチを握り、ミッションをけり込むとバイク屋の親父に軽く手をあげて、
スタートさせる。

ミラーの向こうにお辞儀する姿を見つつ国道へでる。

まずは軽く加速し、その瞬間「こんなに違うのか・・・」と否が応でも感じ
させられる。

スロットルを軽く煽ると、全く同じはずなのにまるで別物のように加速する。

一度ゆっくりとスピードを落とし、その後ギアを一足ダウン。
そのままエンジンをパワーバンドにキープしてクラッチを繋ぎフルパワー
を架ける。

濡れた路面でホイルスピンする車体を押さえつけながら雄叫びを上げてパワーを
吐き出すバイクをコントロールする。

再び思う「こんなにも違うのか・・・」


突然メータパネルの赤いランプが点灯。
一瞬の緊張と「何?」っという思い、

視線を落とすとそこにはなんと・・・・




「ガス欠だよ~ん」(笑)   (^^)給油忘れてました、あはは・・・



と上記は今日の納車。

それまでの約10年、12万キロ近い走行距離と思い出のたくさん詰った
バイクを昨日手放し、新たにまたFJ1200を手にしました。

空冷の大排気量エンジン(最近は中間排気量になりつつありますが)が
なぜか好きでたまらない自分は、またこのバイクを選んでしまったわけです。

設計は今から20年前、パワーも最新の200馬力を超えるバイクに
勝てるはずもない130馬力といたって控えめ?

でも空冷エンジン独特の乱暴なメカニカルのサウンドの中に魅力を感じて
やまない僕は再び同じ物を手にしました。

走行距離8650km(驚き)とほぼ新車状態ですが、年式がそれなりの
為に外装や塗装に多少それを感じさせます。
でも新車は当然に無いし、見た目が良ければやたらと高いし、

正直お金が無い僕はオークションにて15万で落札、年式が古いのでメーカの
部品供給もやばくなりつつあるFJですが、とりあえず3年も乗れればOK。

「次は1600cc の200馬力バイクだぜ!」 (^^)