帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

恐怖・驚愕・怒り

2009年01月13日 | 研究-教育・育児
この3つは己の中に恥を悟らせ、その恥は進歩への原動力となる。
これは私が学習(研究)の為に参考とさせていただいている施設長の言葉ですが。
家は上の子、下の子共にこの先生の考えを基に子育てをしてきました。
得に下の娘はその影響を色濃く受け、小学生までは大変厳しく(当然の事ながら体罰も当たり前)
育てて今に至るわけですが。
小学生までがもっとも大切であり、そこまでしっかりやっておけば、後はエレベータのように子供は
成長していくという同先生の言葉を最近はっきりと認識する事が多くなりました。
第二次性徴期の到来は自主性の開花であり、体罰はそれと切り替わる様に無くなっていくのわけですが、
先生の言葉どおり反抗期が激しくなるとシンクロしながら厳しく叱る事は殆どなくなり、
こちらが言わずと自発的にきちんと何でもやるようになっています。
親としては、いつまでも子供は子供で有ってもらいたいという様な親の我侭みたいな物があって、
そうした子供の姿に寂しさを覚えるものですから、時としていたずら半分にあら捜しをしてからかい半分
に言ったりするのですが、逆にこちらが突っ込まれる事多々あり・・・(^^)
依然として激しい反抗期の真っ只中ですから、一つ言えば10倍くらいにして返してきますので、
ときおりやっては火傷して障らぬ神に祟り無しという感じで、ほとんど家内に丸投げしています。
そんな娘ですが、先月セミプロレベルの選手相手にボロボロになったレース、相当こたえていた事から
しばらくはやらないだろうと思っていたところ、コレがそうではないらしく、
今月から4ヶ月間にわたって5連戦する三浦シリーズ、それも女性のトップレベルであるレディスクラスへ再度エントリー。
昨日発表の選手一覧を見てみると例のごとく最強の女性達の名前が例のごとくずらり・・・
別にこちらからレースに出ろ等と一言も行ってませんので、申し込みしたいと言い出したときは「????」
という感じだったわけですが、「なにも凍てつく寒さの中で・・・・」なんて思ったりもするわけでして (^^;)あはは
「なぜ出るんだ?」と聞いてみると、「学ぶ事がたくさん有ったから」と一言。
「あ、そうですか、ハイ」 (――;)
と瞬間的に冒頭の言葉が浮かんだ僕。
簡単に書くと恐怖(爆風)・驚愕(あまりのレベル差)・怒り(全く歯が立たなかった悔しさ)が、自分の実力のなさという恥を学ばせ。
それが恥ないための努力と戦いを始める、それが人の進歩であるということで、
それがあるからこそ人間は進化という形を繰り返しつつ文明を築き上げてこの自然界を生き残ってきたわけです。
普段は やまとなでしこ のように淑やかで優しく、そしてニコヤカであれ、
しかし戦うべきときは槍を手に男に負けない戦をする。
そんな武士の娘のように有ってもらいたいなんて思うのは、やはり親としての我侭なのでしょうかね~?(笑)