さて、再び話は先ほどのところに戻りますが、来年からはじまるイラクからの撤退ですが、これにより誰が一番喜ぶかといえばイランです、
イラク国内のテロ組織に現在も盛んに支援をしていますが、そこへ米軍増派となったアフガンから散ってきたテロリストが入りこんで盛んに活動を行うでしょう。
イラクはこれによって世界中のテロ組織の温床と化す可能性が高く、
最終的には米軍撤退で弱体化したイラクへイランが手を出してくれるような事があれば、まさに計画通りということで・・・
現在中東で唯一反米国家として最大、最先鋒なのがこの国ですが、アメリカはイラク戦争による悪いイメージを相変わらず強烈に引きずっており、当然の事ながら中東でアメリカとイランが争うような事態を望む声は世界のどの国でもありません。
ただ、この先大量のテロが行われ、多くの人がそれにより死に至らされ、それを全てイランが裏で手を回しているだ等と世界中で宣伝され続けたら、そんな考えなど180度変わってしまうのも人間なのですね。
もしイランの指導者が非常に利口なら、こうしたアメリカの思惑と計画に対して、現在薦めている核兵器開発をやめると宣言し、IAEAの査察を含めてあらゆる事をおおっぴらに受け入れる事により、アメリカの計画に一杯食わせられるどころか大打撃を加えられるわけですが、この国はおろかにも核兵器の開発を頑固なまでに固執しつづけています。
これまで反米国家はたくさんありましたが、核兵器開発をあからさまにした国はありませんでした、なぜ核兵器開発をしているかというのも、あからさまに対米からくるもので、まずはコレ自体がアメリカ含め世界中の親米国への挑発行為なのですがね。
イラク戦争のように科学兵器疑惑とは異なって、明らかに核兵器開発をしている事をこの国自身が明言していることそのものは不利にこそなれどけして有利になることは有りません。
おそらくその頑固さをうまく逆手に取られて自分の国が世界中から攻撃されることになるシナリオへしっかりと組み入れられている等とは考えもしていないと私は思っています。
相変わらず遠心分離機でプルトニュームの濃縮をつづけるその横では、莫大な戦争資金を得たイスラエルが盛んに挑発を行うでしょうから、中東で最大の反米国家であるこの国がこの先静かにし続けているとは到底思えず、徐々に舞台へと引きずりだされていくと思います。
これも、イランの国家指導者が、中東の平和とテロ撲滅という点を誇張し国際社会にイスラエルと歩み寄るという大規模キャンペーンを行えば思わぬ展開となります(今回のイスラエルとパレスチナの紛争は、この紛争よりはるか前からパレスチナから繰り返されてきたロケット攻撃テロに対して堪忍袋の緒が切れた事をきっかけとして起きています)、
イスラエルはアメリカとの共同作戦でイランとの戦争を目指していますが、国際的な建前上こうしたアピールをイランが見せてしまったら建前上むげには出来ませんから、手を結ぶ(表面的には)しかなく、
もし仮にイスラエルが強固に断ったとしても、テロを許さない姿勢をみせたイメージだけは国際的に残せますので、テロ支援国家としてのイメージを固定させる事は難しくなります。
これはチャンスでもあり、国際テロとイランは無関係というイメージを植えつける事に成功する可能性も高く、パレスチナも紛争が長引けば資金力の問題から最終的敗北は濃厚で、イランが言うならと紛争を終結する事ができます。
危機をどうチャンスに生かすかという事が可能かどうかが指導者としてはとても重要なわけですが、国の指導者は世界の全てを見渡せる力があるか?ということでもあり次に必要な判断により危機をチャンスに出来るか否かがとても大切になります。
さて、日本の指導者はどうでしょうか? と素人がいうものでもないか? (^^)へへ
まあ、今までのイランを見ていると、原理主義という流れはあまりに強固で、柔軟にこうした対応をする事はまず有りえないでしょうから、先も書きましたようにアメリカ(含む関係国家全て)の描くシナリオどおりに事は進みます。
インドのムンバイで起きたテロは、全世界の6分の1という膨大な人口をもつヒンズー国家にイスラム教=無差別テロ=凶器というイメージを受け付けるのに十分成功し、ほんらい宗教的な対立の無かった民が一方的殺戮の対象とされれば、意識はイスラム教を敵視するのがあたりまえで。
*実はムンバイでテロをした組織はこれまで全く無名のもので、更に犯人達の中にイスラエルのダビデの星を刺青していた事実をは目に見えてこない世界の動きというものを如実に語っています。
この先ロシア、中国や日本を始めとしてわりと中立的だった国に対してイスラム原理主義の名でテロが起きるだけでなく、繰り返される可能性は非常に高く、これにより世界世論はだんだんイスラム原理主義=無差別テロ=イラン=人類史上最悪の国家とみなしていく方向へ動いていくと思います。
それがやがて大きな戦争へ結びついていくきっかけになるのですが、アメリカも戦争をするには膨大な資金が必要であり、いまだイラク戦争の悪しきイメージを引きずるこの国が先頭を切って戦争という舞台に出る事はありませんから、あくまでも引きずり出される形を取らねばなりません。
経済が崩壊して弱体化している姿をしていれば、世界中の要請で動いたという面目は立ちます、さらに当然のことながら必要経費(戦費)の援助は容易に受けられます。
世界中から必要な資金があつまるでしょうが、その中でも最大の国がこの日本。
計画通りに郵政民営化が成功しましたので、これにより1600兆円という膨大なお金がフリーとなっていますので、これが世界平和という名目でアメリカに流れ込みます。
中東の平和=日本の生命線であり、さらに軍隊を出せないこの国が世界中の圧力で膨大な資金提供を要求されるのは極当たり前のことであり、蟻とキリギリスの本当の(日本の国で流通している捏造ストーリーではない)話のようにこの先膨大なお金をむしりとられる事になります。
得に今回の世界的不況の中でもバブル崩壊を乗り越えた日本だけはまだそれなりで、こうした余力を見ている世界の国々が、黙っているはずが無い・・・
いぜんなら安保決議に反対するであろう中国は、付き合いのよい共和党(クリントンさんもそうでした)を立てねば経済的な建て直しは難しいことからこの戦争に強固に反対することはありません。
原油暴落で経済がやばい事になっているロシアも、中東危機が原油の価格を引き上げる事になりますからこれも反対しません、ましてやイランの反米体制が崩壊し、中東の石油を完全掌握するようになったアメリカには否応でも従わざるを得ないわけで、この為にロシアはOPECに加われないようにアメリカにコントロールされ続けていいます。
参考までにアメリカの民主党と異なり共和党は戦争を起こさないと考えているに日本人が多いわけですが、共和党の支持母体の基本構成を考え、歴史をたぐれば逆に非常に好戦的であることがわかります。
今も、ロシアが東欧諸国に天然ガスの供給を停止する国際問題がありましたが、これもOPECからはずされて歯止めが全く利かずに暴落していく事を何とかしようと必至になっているロシアの姿が現れています。
原油高のときのような余裕があれば、こうした揉め事など起こるはずが無いからですね。
暴落したからこそ問題なわけです。
EUが乗り出して調停しておりますが、元々この紛争を仕掛けたのはEUとアメリカで、グルジア紛争の頃から手はずが整えられて、それにまんま乗せられたのがロシアです。
みんな逆に考えているのようですが、世界をアメリカ中心にして考えてみると、こうした見えない流れというものが本当によく分かります。
このアメリカという巨大な国家は力が低下したと演技する事は有ったとて、本当に低下などしておらず、相変わらず世界の中心であるし、その底力をなめてかかるととんでもなる。
私は人生の半分をこの国と関係しながらこれまで生きてきました、アメリカは自分にとって第二の故郷でもあります。
この国を良く知り、理解し、共に歩んでいく事がこの先平和と安定をもたらすことそのものでもあるわけですが。
中東は現在反米国家と親米国家に分かれています、現実的には反米国家がなくなる事そのものは中東が安定する事そのものでも有り、エジプトやトルコほか親米国家のほうが経済的にも治安の面にしてもよい事実は否定する事が出来ません。
世界経済を立て直すのには、過去の二度にわたる対戦で宗教と政治の分離に成功した先進国で戦争を起こす事はできず、いまだ分離できずにいる国、しかも資源の豊富な中東は格好の餌食でしかありません。
問題なのは危機を察知し乗り切る為の思い切った改革が出来るか?という事と、戦争により体制崩壊させられる以外の方法でこうした国民の利益を図る事のできる新しき国家指導者が現れてくるかということにあるわけですが・・・
私の書いた今回の文は多くの人にいやなイメージをもたれるかと思いますが、イランを相手にした戦争など有って欲しくはありませんし、テロが起きることなどもってのほか。
全て外れることを願いながら書いてるわけですが、人の歴史は常に繰り返しの歴史であり、経済が崩壊寸前になると、回復の特効薬として戦争が起きている絶対事実を、博愛主義の名の下で格好つけて無理やり否定する事も出来ません。
現実目線で書くと上記の内容となってしまうわけですが、これでもこの先起きるシナリオの10分の1程度の事しか書いていません。
戦争のない国際協調によって世界全体がよくなる、すなわち“すべて外れ”の方を心から望んでいるわけです。
出来る限り「あいつがあんな事を書いていたけど全部はずれた、いい加減なやつだ!」と言われる事を心からのぞんでいます、ハイ
全部はずれろー! (^^;)
イラク国内のテロ組織に現在も盛んに支援をしていますが、そこへ米軍増派となったアフガンから散ってきたテロリストが入りこんで盛んに活動を行うでしょう。
イラクはこれによって世界中のテロ組織の温床と化す可能性が高く、
最終的には米軍撤退で弱体化したイラクへイランが手を出してくれるような事があれば、まさに計画通りということで・・・
現在中東で唯一反米国家として最大、最先鋒なのがこの国ですが、アメリカはイラク戦争による悪いイメージを相変わらず強烈に引きずっており、当然の事ながら中東でアメリカとイランが争うような事態を望む声は世界のどの国でもありません。
ただ、この先大量のテロが行われ、多くの人がそれにより死に至らされ、それを全てイランが裏で手を回しているだ等と世界中で宣伝され続けたら、そんな考えなど180度変わってしまうのも人間なのですね。
もしイランの指導者が非常に利口なら、こうしたアメリカの思惑と計画に対して、現在薦めている核兵器開発をやめると宣言し、IAEAの査察を含めてあらゆる事をおおっぴらに受け入れる事により、アメリカの計画に一杯食わせられるどころか大打撃を加えられるわけですが、この国はおろかにも核兵器の開発を頑固なまでに固執しつづけています。
これまで反米国家はたくさんありましたが、核兵器開発をあからさまにした国はありませんでした、なぜ核兵器開発をしているかというのも、あからさまに対米からくるもので、まずはコレ自体がアメリカ含め世界中の親米国への挑発行為なのですがね。
イラク戦争のように科学兵器疑惑とは異なって、明らかに核兵器開発をしている事をこの国自身が明言していることそのものは不利にこそなれどけして有利になることは有りません。
おそらくその頑固さをうまく逆手に取られて自分の国が世界中から攻撃されることになるシナリオへしっかりと組み入れられている等とは考えもしていないと私は思っています。
相変わらず遠心分離機でプルトニュームの濃縮をつづけるその横では、莫大な戦争資金を得たイスラエルが盛んに挑発を行うでしょうから、中東で最大の反米国家であるこの国がこの先静かにし続けているとは到底思えず、徐々に舞台へと引きずりだされていくと思います。
これも、イランの国家指導者が、中東の平和とテロ撲滅という点を誇張し国際社会にイスラエルと歩み寄るという大規模キャンペーンを行えば思わぬ展開となります(今回のイスラエルとパレスチナの紛争は、この紛争よりはるか前からパレスチナから繰り返されてきたロケット攻撃テロに対して堪忍袋の緒が切れた事をきっかけとして起きています)、
イスラエルはアメリカとの共同作戦でイランとの戦争を目指していますが、国際的な建前上こうしたアピールをイランが見せてしまったら建前上むげには出来ませんから、手を結ぶ(表面的には)しかなく、
もし仮にイスラエルが強固に断ったとしても、テロを許さない姿勢をみせたイメージだけは国際的に残せますので、テロ支援国家としてのイメージを固定させる事は難しくなります。
これはチャンスでもあり、国際テロとイランは無関係というイメージを植えつける事に成功する可能性も高く、パレスチナも紛争が長引けば資金力の問題から最終的敗北は濃厚で、イランが言うならと紛争を終結する事ができます。
危機をどうチャンスに生かすかという事が可能かどうかが指導者としてはとても重要なわけですが、国の指導者は世界の全てを見渡せる力があるか?ということでもあり次に必要な判断により危機をチャンスに出来るか否かがとても大切になります。
さて、日本の指導者はどうでしょうか? と素人がいうものでもないか? (^^)へへ
まあ、今までのイランを見ていると、原理主義という流れはあまりに強固で、柔軟にこうした対応をする事はまず有りえないでしょうから、先も書きましたようにアメリカ(含む関係国家全て)の描くシナリオどおりに事は進みます。
インドのムンバイで起きたテロは、全世界の6分の1という膨大な人口をもつヒンズー国家にイスラム教=無差別テロ=凶器というイメージを受け付けるのに十分成功し、ほんらい宗教的な対立の無かった民が一方的殺戮の対象とされれば、意識はイスラム教を敵視するのがあたりまえで。
*実はムンバイでテロをした組織はこれまで全く無名のもので、更に犯人達の中にイスラエルのダビデの星を刺青していた事実をは目に見えてこない世界の動きというものを如実に語っています。
この先ロシア、中国や日本を始めとしてわりと中立的だった国に対してイスラム原理主義の名でテロが起きるだけでなく、繰り返される可能性は非常に高く、これにより世界世論はだんだんイスラム原理主義=無差別テロ=イラン=人類史上最悪の国家とみなしていく方向へ動いていくと思います。
それがやがて大きな戦争へ結びついていくきっかけになるのですが、アメリカも戦争をするには膨大な資金が必要であり、いまだイラク戦争の悪しきイメージを引きずるこの国が先頭を切って戦争という舞台に出る事はありませんから、あくまでも引きずり出される形を取らねばなりません。
経済が崩壊して弱体化している姿をしていれば、世界中の要請で動いたという面目は立ちます、さらに当然のことながら必要経費(戦費)の援助は容易に受けられます。
世界中から必要な資金があつまるでしょうが、その中でも最大の国がこの日本。
計画通りに郵政民営化が成功しましたので、これにより1600兆円という膨大なお金がフリーとなっていますので、これが世界平和という名目でアメリカに流れ込みます。
中東の平和=日本の生命線であり、さらに軍隊を出せないこの国が世界中の圧力で膨大な資金提供を要求されるのは極当たり前のことであり、蟻とキリギリスの本当の(日本の国で流通している捏造ストーリーではない)話のようにこの先膨大なお金をむしりとられる事になります。
得に今回の世界的不況の中でもバブル崩壊を乗り越えた日本だけはまだそれなりで、こうした余力を見ている世界の国々が、黙っているはずが無い・・・
いぜんなら安保決議に反対するであろう中国は、付き合いのよい共和党(クリントンさんもそうでした)を立てねば経済的な建て直しは難しいことからこの戦争に強固に反対することはありません。
原油暴落で経済がやばい事になっているロシアも、中東危機が原油の価格を引き上げる事になりますからこれも反対しません、ましてやイランの反米体制が崩壊し、中東の石油を完全掌握するようになったアメリカには否応でも従わざるを得ないわけで、この為にロシアはOPECに加われないようにアメリカにコントロールされ続けていいます。
参考までにアメリカの民主党と異なり共和党は戦争を起こさないと考えているに日本人が多いわけですが、共和党の支持母体の基本構成を考え、歴史をたぐれば逆に非常に好戦的であることがわかります。
今も、ロシアが東欧諸国に天然ガスの供給を停止する国際問題がありましたが、これもOPECからはずされて歯止めが全く利かずに暴落していく事を何とかしようと必至になっているロシアの姿が現れています。
原油高のときのような余裕があれば、こうした揉め事など起こるはずが無いからですね。
暴落したからこそ問題なわけです。
EUが乗り出して調停しておりますが、元々この紛争を仕掛けたのはEUとアメリカで、グルジア紛争の頃から手はずが整えられて、それにまんま乗せられたのがロシアです。
みんな逆に考えているのようですが、世界をアメリカ中心にして考えてみると、こうした見えない流れというものが本当によく分かります。
このアメリカという巨大な国家は力が低下したと演技する事は有ったとて、本当に低下などしておらず、相変わらず世界の中心であるし、その底力をなめてかかるととんでもなる。
私は人生の半分をこの国と関係しながらこれまで生きてきました、アメリカは自分にとって第二の故郷でもあります。
この国を良く知り、理解し、共に歩んでいく事がこの先平和と安定をもたらすことそのものでもあるわけですが。
中東は現在反米国家と親米国家に分かれています、現実的には反米国家がなくなる事そのものは中東が安定する事そのものでも有り、エジプトやトルコほか親米国家のほうが経済的にも治安の面にしてもよい事実は否定する事が出来ません。
世界経済を立て直すのには、過去の二度にわたる対戦で宗教と政治の分離に成功した先進国で戦争を起こす事はできず、いまだ分離できずにいる国、しかも資源の豊富な中東は格好の餌食でしかありません。
問題なのは危機を察知し乗り切る為の思い切った改革が出来るか?という事と、戦争により体制崩壊させられる以外の方法でこうした国民の利益を図る事のできる新しき国家指導者が現れてくるかということにあるわけですが・・・
私の書いた今回の文は多くの人にいやなイメージをもたれるかと思いますが、イランを相手にした戦争など有って欲しくはありませんし、テロが起きることなどもってのほか。
全て外れることを願いながら書いてるわけですが、人の歴史は常に繰り返しの歴史であり、経済が崩壊寸前になると、回復の特効薬として戦争が起きている絶対事実を、博愛主義の名の下で格好つけて無理やり否定する事も出来ません。
現実目線で書くと上記の内容となってしまうわけですが、これでもこの先起きるシナリオの10分の1程度の事しか書いていません。
戦争のない国際協調によって世界全体がよくなる、すなわち“すべて外れ”の方を心から望んでいるわけです。
出来る限り「あいつがあんな事を書いていたけど全部はずれた、いい加減なやつだ!」と言われる事を心からのぞんでいます、ハイ
全部はずれろー! (^^;)