いい加減ウインドサーフィンに乗りたくて仕方ない僕
ところがどう考えても風の吹かない条件がそろいまくり。
浜で風を待って日向ぼっこなんかしていられない僕は、仕方なしにヨットへ予定を変更。
といっても、娘はワールドカップの報告をせねばならないことも有って、それもあわせてですから、僕が我がままを言っていられない身なのですが・・・・
娘がクラブハウスでトレーナーさんに報告と挨拶をしている間、汗だくになりながらヨットを滑車で下ろして艤装準備開始。
浜まで船を押し出すが、風ひよひよ、 午後から入るサーマルウインドがどこまで上がるか期待できないけれど、一応家内と娘の3人で出てみます。
「今日はただ乗っているだけ~!」 と、やたらニコニコな娘。
レース訓練も無くなり、不要な緊張も無く、今はただセーリングを楽しみたい様。
沖に出て1時間くらいはひたすら退屈な風だけで、そのときのスキッパーは僕。
家内はジブセイルの微細な操作で娘にコテンパンに叱られていた(笑)、その矛先が僕に回ってこないことを祈りながら知らん顔で湾を何往復かしていると、だんだん南が入りだした。
期待のサーマルウインドがお出ましー! といったところ。
こうなると、「ただ乗っているだけ~」でいられるはずが無いのが我が娘。
操艇技術でどう逆立ちしても娘に勝てるはずない僕、随所で指摘を受け初め、半分娘に教えられ状態になりながらティラーを握っていたのですが、風が上がるに連れて我慢できなくなった娘がついに「スキッパー交代!」を宣言。
あっさりスキッパーの座を排除されてしまいました。
こうなると僕と家内は ただの奴隷状態(ヨットは必ずこうなります)、 娘の指示するとおりに動くだけとなり、16歳の少女船長は怖いぞ~。
風が4mくらいの順風となり、速度あげつつ快調に海を飛ばすけれど、トラピーズ使うにはまだ風が弱い。
風が吹かないことを想定していたのでハーネスも無く、仕方ないのでトラピーズハンドルを手で掴んで身を乗り出す感じで僕はハイクアウト。
トタンに風がすこっと抜けて沈しそうになり、僕と娘だけが大笑い、家内はひたすらビビッていました。
特に強烈な風が吹くわけでもありませんでしたが、夏らしい、気持ちの良い風を十分に堪能。
このままお昼をはさんで夕方まで乗りたかったのですが、空が曇り始めたことから、風がこれ以上あがる可能性が無くなったと判断。
明日 赤坂サカス でステージに立たねばならない娘の疲れを気遣い、今日は1時までの3時間半だけのクルージングで終了しました。
とりあえずは満足 へへ