帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

PTクルーザー ヘッドライト交換 DIY その1/3

2015年11月14日 | PT クルーザーカブリオレ

2005年式のクライスラー PTクルーザー。

樹脂製のヘッドランプ表面にだんだんとくすみが発生、そのうち黄ばんで・・・・というのが昨今のヘッドライトの、特徴??? 

多分に漏れず、家の娘の車もこんな案配。 

まだ酷い黄ばみまでは行ってないけど、ランプを点灯すると全体が白く光る感じでして、これはでかい白熱電球ですか?と ぎゃははは!

でもってだ。

新品のランプアッセンブリーに交換したいけど、純正品の新品はとんでもない値段がする。

室内側から光軸の上げ下げできる便利物ではあれど、そんなもの殆ど使わないし、大体にして目玉吹っ飛ぶほどの価格。

当然に代替えのOEM物になるわけですけど、 今回選択したのはこれ。

値段は二つで2万5千円くらいと案外安い。

しかし・・・・・OEMだと二つで3万くらいが相場かと思うのですが・・・・

まあいいや! OEMでも安いから!  とヤフオクで落札をしたけど、これが元で、後で大変なことになるとは思わなかった  

 

ランプは割とすぐに家に届いたぞ~! 

職場で箱を開けて取り出して、検品? 

 

 

で、土曜日に車を持ってくると、早速交換を開始。

今日は雨との予報で、 まだ小雨ではあるけど、雨粒が大きくなる前になんとかせねばならないので、 結構焦ります。 

ボンネットを開けると まずグリルのネジ4本。

グリス外すときはグリルを一度下側に押すようにしつつ手前にひく。 

ある程度ひいたら今度は持ち上げて取り外す。

*写真に有る様に、下の引っかけが弱いので注意。

次に左右のフェンダー端っこにある留めネジを取り去る。 

その後、ジャッキで車体を持ち上げて、タイヤを外すと、四角いランプ・メンテナンスカバーをドライバー使ってこじ開ける。 

*開けるときに癖が有るので注意。

 

フェンダーの留めネジとメンテナンスカバーを外すと、ランプアッセンブリーの裏側のカバー(フェンダー内側のフロント側カバー)がこんな感じに手で簡単にめくれるので、次の作業。

バンパーの赤丸部分の留めネジ(裏側に2本)を緩めて、青矢印のように一度下にひいてから外側にひく。

そのあと黄色丸の部分を両手で持って、青矢印方向に強くひくと、写真の様にバンパーがズレます。

もしバンパーを外して作業したい人は、下の図参照。

ランプは裏側に4個のナットで固定されているので、それを緩めると取り出せますが狭いのと、変なところに付いているのでやりにくいです。 

実際にカバーをめくって、ランプアッセンブリーの裏側を見ると、こんなふうに見えます。 

留めネジは赤丸部分、 これは奥の2個で、手前にあと2つ有ります。

ランプアッセンブリーを取り出すのにバンパーとかを傷つけたくない人は、あらかじめ養生テープかなんかを保護のためにはっておくと良いかと思います。

 

純正のランプはモーターで光軸を上下できる高級品?ですが、交換するのはそんな物の付いていない、シンプルな物であることは初めに説明しましたけど、

ランプが正規輸入車では 二種類有って、 家のはH7を使ってないタイプだったので、

そのままソケットを差し替えればOK(H7球の場合はアダプターが必要になるので注意)。

 

ただし、ここで問題があるのは、 純正のランプには”ポジションランプ”が単独で付いていて、ところが交換するのはUS仕様のランプなので、 ポジションランプという物が無いんです。

本来は、下の写真の黄色矢印部分に取り付け穴が有るのですが、 US仕様は穴すらありません。

 

で、アメリカではどうしているか?というなら、 ウインカーランプの中に ポジション様のフィラメントが来ているダブル球をつかっている。 

さらに下イラストの通りに、USのヘッドランプのウインカーの”ソケット”にはポジションランプ用の配線が来ている。

なので、ヘッドランプアッセンブリーを交換すればそのまま、ポジションランプも点灯するんです。

 

ところが”日本仕様”は ランプはアメリカと同じダブル球を使っているけど、ソケットにポジションランプを光らせるための配線が来ていない。  うむむ

簡単に交換できるだろう・・・・・と作業を開始したまでは良かったのですが、 これは思わぬ点でした。

ソケットをディーラーに注文して取り寄せる方法もありますけど、 ソケットその物が手に入るか解りませんし、入手できても高価な可能性が高い。

で、これを何とかするには、これを使うんです。 

1200円程度で手に入る。 

 

簡単な配線変更で、ウインカーをポジションと兼用にしてしまうものですが、 これは下の配線のように、ポジションランプの配線(純正の光軸調整装置のソケットに来ている配線)から信号を取り出し、後は装置をウインカー配線の間にいれてあげればOK

簡単にポジション化できる便利品です。

さて、取りあえず、片側ずつ同じ手順でヘッドライトアッセンブリー交換を行い、後は光軸調整を残すのみ。 

で、倉庫に車を移動して調整をしようとしたら、右側はともかくも左側が左斜め上に光軸が行ってしまい、本来なら調整できるはずの範囲を遙かに超えていて・・・・

 

なんだこりゃ? と 

取り付けがまずかったか?と またヘッドランプの左側を外したりして、 そんなことをしている間に雨が強くなってきた。

結局光軸は出ずで、 今日は諦めることになりました。

 

その2へ続く。