と、書くと格好いいけど、 本革製の鋼鉄保護ガードがつま先に入った、ただの丈夫な長靴 爆笑
すぐに駄目になるスニーカーが余り好きでない僕は 夏の一時を除くとほぼ毎日をこれ一本、いや一足で過ごす。
通勤がバイクなので、華奢な履き物だと余計にすぐ駄目になることもあってね、
こうした靴を履いて毎日を過ごしていると、足首晒した靴に不安感を覚えるという事も理由として有るんです。
いちいち履き替えたりするのも面倒だし、ディスクワークがメインである僕でも、平日も休日もお構いなく一日履いている。
第一職場が基本的にこうした靴を要求しているのもその理由の一つ
もう10年以上、いやそれ以上の長い期間、ずっとこうしたゴツい靴のお世話になっているわけだけど、初めこそ堅いものの、
こなれてくれば足に馴染み、最高に素敵な一品へと変化する。
実際、バイクに乗っていて、この靴の御陰で無傷だったという事が多く、 普段の生活でも工具を落としたり、物が崩れてつま先に落下したり、
つまりはやっていることが乱暴なわけだけど、 そんな使い方に約1年半の間耐えてくれて・・・・・
さすがに靴底とサイドに亀裂が入り、強靱な防水性が壊れ、水たまりを歩いただけで水が内部浸入してくるようになってしまうとさすがに寿命。
5mmほどあった、靴底のパターンはほぼ平面に近くなり、 バイクのシフトペダルが当たるところは摩耗して凹みつつも、変な風に磨かれてピカピカ、
踵とつま先、サイドの減り方は やはりバイクの足つきで摩耗するので、左右で違う。
タダのブーツなれど、そこにはそれを履いていた人間の人生、その一時が刻まれているわけで、ある意味人生レコーダーでもある。
しかしながら、これを保管しておくことなんて出来ないし、やってもカビだらけになるし、そんな物見て悦に浸る趣味?もない僕 笑
故に、こうして数枚の写真へ記録すると、名残惜しい気持ちを残しつつお別れするしか無いのですね。
1年半のお付合いに感謝 「ありがとう! ワークブーツ君」