帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

PTクルーザー ヘッドライト交換 DIY その2/3

2015年11月16日 | PT クルーザーカブリオレ

日曜日に家の片付け等、野暮用で一日を過してしまった僕。

朝から雨だったので家を出たくないのと、娘が丸一日車を使っていたので光軸調整は当然そのままでした。  

午後は晴れたんだけどね  へへ

で、今日は月曜日。

右はともかくも 左側の光軸が お空に向いたままなので、 まあ対向車にはさほど迷惑には成りませんが、当然に車検通らないし、そのままにしておくことも出来ません。

 

そこで、昼休みにまた左側のヘッドランプアッセンブリーを取り外し、まじまじと見直してみますが「何が悪いのか ?」 がサッパり解らず・・・・、考えられるのは不良品である可能性が高い事。

 

で、ランプ見ている内に、「もしかして?」と思ったのは、このランプにあるもう一つの調整ネジ。

左右調整用であることは間違いないとは思うのですが・・・・・・

光軸の上下は。黄色矢印のノブを、ランプの表の下部隙間から六角レンチ・ドライバーにて調整するのですけど、本来触ってはいけない赤矢印の調整ネジがおかしいのでは????と。

そこで、取り外したランプの、この小ネジをグルグルとドライバーで回していくとなんか変?

取りあえずネジが全部出る方向に回していくと、ランプの中の反射鏡がぐらぐらになった。

そこで今度は全部締め込んで行きつつ、元と同じくらいネジが頭を出した状態にまで戻した。

 

あれれ?今度は何か感じが違う??? 様に思えて、 もしかすると、これが光軸が調整できない原因になっている可能性も・・・・・

だとすると、メンテンスカバーを開けた裏側から、これを簡単に調整できるようにしなければならない。 

そこで、車のボディそのものに加工。 

赤矢印の調整小ネジのところは、その下にランプ固定用のスタッドボルトが出ている為に当然? 鉄板で覆われていて後で調整するのが不可能になっている。

そこで、ランプを外し状態で、調整小ネジが来る辺りにドリルで穴を開ける加工を施しました。

なんで、こんな事をせねばならないのか・・・・・・

ここで、昼休みが終了。

 

終業後、再度ランプアッセンブリーを車に取り付けると、車を倉庫に移動させて、早速調整。

案の定左の光軸が左斜め上  ん~~~~~

*光軸は上下をこうして調整します。 純正品はもう一つ調整ポイントがありますが、USのこのOEM品は実質的にこれ一つです。

そのまま上下の光軸調整をするも、案の定?調整ポイントの限界が来てまともに調整が出来ない。 泣き

 

そこでだ、 

ドリルでボディ内部に開けた穴を使って(通して)、具体的にはタイヤハウジング内のメンテナンスカバーを外したところからマイナスドライバーで調整を試みてみた。

すると、あらららら・・・・・・・ 

やはりというか、斜め上にあった光軸が斜め下反対側へと移動開始。

出たよ~~~~~~~~  

結局、ランプを造ったところが、必ず?いや最低限?やっておかねばならないはずの、この調整をしておらず、右だけ調整されていて、左側は無調整であったということ?????

いやそれとも、輸送中の振動か何か?さらには製造工程に某かのミスがありズレてしまったのか? 

左右の光軸ずれを調整する為にある小ネジが見当違いの調整位置だったから変になっていたのですね。

ドライバーで、左ランプ光軸が右とほぼ並行で適切になるまで調整していくと。

今度は六角のドライバーで表から光軸の上下を再度調整、ハイ!これできちんと上下する様になった。 

後は細か無い調整ですが、メーカマニュアルによると、下の通り。

ポイントは下の写真通りですけど、柱より少しだけ車が右側に駐まっているので、左右の軸はこれでOK、高さも規定通りでOKです。

 

 

ま~ったく、 思わぬ不良製品をつかまされたとはいえ、 価格が3万以上が2万5千円前後だったのは、このロット不良を問題有りと知りつつ売っていた(故に安くした)としか考えられない。

ちなみにヤフオクの、この販売業者に問い合わせたら、 「手元に品物が無いので、他のところにきいてくれ!」 という返事が来ただけでした。

「販売しているじゃん! まだ!」 

これを買った人が、全く知識の無い人だったらどうするんだろう・・・・・・一体。 

 

まあ、取りあえず取り付けは終わったので、後はウインカーをポジション化するキットの取り付けとなりますが、これはすでに注文済みでして。

作業は、3/3にて紹介します。