帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

隼 アニュアリー メンテナンス

2015年11月21日 | バイク

愛車 隼 (GSX1300R)、 年に一度の点検整備をしました。 

今回交換するのは 消耗品一セット。

エアクリーナー、 オイル(フィルターは走行距離が少ないので次回)、冷却水、 スパークプラグ。

そして今回 クラッチレリーズを特別に交換。

これはこの辺りの年式にある、レリーズ廻りの汚れがピストンの固着含めてクラッチ操作に大きな影響を与えることから、早めに対策するという観点からやりました。

正直、欠陥?とも思える部分なので、当然に対策品を使います。

 

隼のメンテナンスは、色々な人がWEBサイトで公表しているので、このブログでは特段詳しく書きませんが、要点をかいつまんで、日記にしたいと思います。

 

まずは!だ、 外回りのカウリングやら何やらを全部取り外します。

案外面倒くさいんですよね、これが・・・・・・

初めにエアクリーナの交換。

上が新しいクリーナー、下が古い物ですが、走行距離が少ないせいか殆ど汚れていません。

 

次がスパークプラグ。

隼は エアクリーナボックス・アッセンブリーを外すと、プラグへのアクセスが容易で、作業性に優れています。

外したプラグですが、燃焼状態が極めて良好なきつね色。

すすやオイル等のこびりつきも無く、異常燃焼している様相もありません。

いいですね~ とても  ニコニコ

4本交換したら、次はエンジンオイル。

ドレンプラグにはマグネットが付いているタイプで、 これに鉄粉がゴチャゴチャ付いていたりしたら、内部で何か問題が起きている証拠。

でも、とても綺麗でした。

そしてオイルですが、 僕は純正。

これこれ入れたらバカみたいに燃費良くなった!という都市伝説を余り信用していませんので、 一番信頼性のあるメーカオイルを入れます。

以前のバイクは人柱実験的な事をしたりしていましたけど、このバイクは長く乗るつもりなので、邪道な事はやらない、    です  あははは!

オイルは3.3L位 入ったかな? バイク水平の位置で確認します。 OK!

さて、本題のクラッチレリーズ交換。

使用する対策品?はこれ。

シフト・リンケージに鉛筆などで、合せマークを記してからスピードセンサーやら何やらを外していきます。

レリーズは押し出す方向でカバーから抜くのですけど、 まずボルトを緩めておく。

そして4つ有る、カバーのボルトを抜くと外れます。

このあとクラッチレリーズのホースを外しますが、その前にスクリーンをはずして、クラッチマスターのキャップを開けます。

なぜか?隼はフルードが汚れるんですね。

対策品に交換したら、これが無くなるのか?はまだ解りませんが。

新旧比較したりなんかして(笑)

エアブリーダーのニップルを外し、ホースの取り付けボルトを緩めると フルードが流れ出るので、それを容器で受けます。

全部抜けるまでしばらく時間がかかるので、その間に 冷却液抜き。

バンド緩めて、ドバッ! ウオッットト!!

冷却液は綺麗ですね~ エンジン内部が良好な証拠でもある。

やはり、全部冷却液が出来るまで時間がかかるので、またクラッチレリーズ作業へ戻ります。

 

はずしたカバーですが、 ・・・・・・・・・・・・・・・黄色矢印がクラッチレリーズのピストン。

オイルと泥と砂やら何やらで酷いありさま。

対策品は表にもう一枚ラバーのカバーが付いていて、こうした汚れがレリーズ内部に入るのを防止しています。

本体側は?   やはり酷い。 

まずはレリーズ本体を交換。

そして、カバーと本体スプロケ周辺の汚れを洗浄。

新しいレリーズをカバーに取り付け、それを本体に取り付けたら、 エア抜き。

フルードの交換兼ねているので、マスターシリンダのタンクに適量を補充しながらエアを完全に抜きます。

エア抜きが完了したら、マスターシリンダのリザーバータンクに蓋をして、これで作業完了。

ここで一度ホースで水をかけ、レリーズ周辺を流します。

成分のエチレングリコールは塗装などを駄目にしますので、この作業は必要です。

次は再び、冷却水の交換に戻ります。

ホースを戻したら、ラジエータキャップを開けて、 50%に薄めた不凍液を補充。

ほぼ満タンになったら、エンジンを始動。

加熱してくるとサーモスタットが開いて完全にエアが抜けるまで様子をみる。

エアが抜けたら、キャップをして、 冷却液のリザーバタンクを取り付けてホースも戻す。

残りの冷却液をそのリザーバタンクへ入れます、フルより少し上くらい。

終わったらエンジンを停止して、先ほど交換したレリーズや外したホースの廻り、更に下回りやラジエータキャップ周辺等に再び水をかけて洗い流しします。

理由は レリーズの時と同じで、成分のエチレングリコールは塗装を駄目にするので、この作業は必要です。

後は、外したカウルを全部交換して、作業完了。

本当はリアホイールのハブダンパーを交換したかったのですが、

来年の夏前にチェンとスプロケットを交換する予定でいますから、その際に一緒にやろうと思っています。

作業完了~! 一応フレッシュされた、隼君です。 

以上、一年メンテナンスでした!