昨日の続きです。
キャビンに入ってすぐ左の、冷蔵庫が収まっているところに、丁度良い穴がある。
何のための穴なのか?は知りませんが、丁度良いところに空いているので、それを使って、ベバストのマルチコントローラーを取り付けます。
ついでに、キャビン電源のメインスイッチも移設。
メインスイッチは、サブバッテリのコントロールユニットに接続されていて、
早く言うと、このスイッチオフにするとキャビンのすべての電気が落ちる様になっている。
キャンプの後に電源切りわすれて、サブバッテリーが放電しきってしまったということがありません。
サブバッテリーと切り離されるということです。
ただ、ベバストの電源をこの回路に接続してしまうと、うっかり加熱時に切ったりして、破損の原因となるので、直にバッテリーに接続します。
しかし、車の出入り口すぐのところに二つのスイッチ有るのは、電源オンオフにとても便利です。
プレートをカットして、穴を開けて、仮取り付け。
次に、ベバストのコントロール配線を回してきて
冷蔵庫横から持ってくる。
ほい! 完成。 なははは!
次は、ヒューズの取り付け。
ここにしました。 燃料タンクとの兼ね合いで、アクセスしやすいところがいいので。
続けて、
今度は下回り。
下に潜るのは翔が際限なくいやがる作業でして、これほど嫌な物はありません。
とはいえ、やらんと終わらないし。
夕方だとくらくなるので、明るい昼休みにやるしかない・・・
まずポンプ取り付け。
やはり以前ここにポンプが付いていたんでしょうね、都合良くステーが出ていて、
バッチリ!
配線がだれないように巻きながらコネクトして、吸気管を出します。
ちなみに、欧州仕様の取り付けキットは燃料フィルターが付属していませんので、
自分で用意しました。
*ダンパー(有っても無くても、余り関係ない部品)ですが、一応排出口は上に向けるのと、ポンプは少しダンパー側を持ち上げて固定するのがベストです。
そして、ガソリンタンク横のハッチを開けると見え、なおかつ汚れや水、泥のかからないところに吸気サイレンサーとともに取り付け
次に燃焼用空気の排気管を持ってきてと・・・ 固い・・・・
泥よけのスカートを一部カットして、排気管だし。
燃焼排気ガスがタイヤに干渉せず、そのままタイヤハウジングの上から逃げるように角度考えてとりつけ。
最後に、排気管をフレームと管にバンドがけして完了。
黄色矢印が固定のバンド。
青矢印は、排気管と吸気管を途中で固定する金具を、後日付けようかと思っているところです。
ここで思うのですが、キットというと、何でもかんでも全て入っていて、どんな取り付けにも、すべての条件に対応するわけでは有りません。
特にヨーロッパは日本で売られている物みたいにユーザーを甘やかしてはくれませんから、自分で必要な資材が有れば、それを”自分”で買い足して作業するのが、こうした取り付けの最も基本的な事です。
日本は、ユーザーに対して本当に過保護ですので。
一応、排気管と吸気管の干渉や、配線の接触が無いかを確認して、今日は終わり。
その5へ続く