親父の家から、交換して引きあげてきた”TOTO製”の ウォシュレット。
そのまま捨てようか・・・・・ とか思ってたんですけどね、 もしかしてO/Hしたら直る!?とか思って、
とりあえずやってみました。
結果は?というと、 無事稼働~~~~!! パチパチパチ
でもって、職場の倉庫に設置することにしました。
ここは、草刈り業者さんとか、外回りを作業しに来た方達とかが使うトイレですので、やはり有った方が良いからです。
*まだ配管部品が揃わないので、 とりあえず設置のみの状態。
O/Hの方ですが、連休最終日の火曜日に、職場に来てやりました。
汚れ方は?というと、まあ、使われている場所が場所なので汚いのは仕方ないんですけど、
やっかいなのは 井戸水を使っていた頃の汚れとかが各部に残っていて、 カルシウム分の多い地下水でしたので、
それがドロ色になって配管内部などに付着という独特の汚れ方。 半透明のシリコン配管などは茶色になってました。
他にも構造的にそれが蓄積しやすいベゼル等の部分があって。
全体としては”それを取り除く”作業みたいな感じでした。
バラしていると、そのメーカーの設計思想みたいな物が読めて来るのですけど、
TOTOは家電メーカーという訳では無いのですが、 基板の防湿対策などがキチンとされていて、
意外としっかりしているな~と思います。
下の写真は貯油タンクなんですけど、構造的に極めてシンプルで、故障しにくい造り。
中には 堆積した泥が底の方に詰まっていました。
制御部分ですけど、
TOTOのこのタイプだけなのか?は解りませんが、 パナみたいにポンプなどを使わずに、
水道圧を上手く生かして水圧制御しているのが好感持てます。
可動部分としてはノズルがそうなのですけど、 水圧もノズルの出入りもモータ制御でして、 水圧利用で出たり入ったりする構造の物と違い、
汚れの付着によってノズルが出にくくなったりという事が有りません。
さっそく作業を開始して、 粗方バラしてから、さらにそれを一つ一つ、可能な限り分解してO/Hしていったのですが、
本体の水取り入れの処についていたフィルターの詰まりが著しく、 ノズルからの出が悪かった原因はこれでした。
最初にここ外して掃除すれば良かったな~~~~~と今更思うんですけど、 何時壊れてもおかしくない程使ってきたので、
まあ、良し! ということで 笑
水に弱い基板類ですが、右端の黒いのが制御基板。
全体がモールドされた構造で、 ほぼ完全に防湿構造です。
全体的に高圧水+洗剤で部品を洗いましたけど、 匂いが残りやすい部分は クエン酸を濃く造り、それに浸しての作業。
井戸水のカルシウムが頑固に固着していたベゼル部分は、そっくりクエン酸液に浸して、汚れが自然に溶けるのを待って洗い落とします。
全作業が終了したら、コンプレッサーのエアで大まかに水滴を飛ばしてから、自然乾燥。
そして組み上げ。
朝7時頃から初めて、 途中で放置したのもあって、終わったのがお昼でした。
その後通電して、水圧をかけて簡易テストしましたけど、 まったく問題なく作動。
捨ててしまえばそれで終わりですけどね、 O/Hで汚れるのを厭わなければ使えるわけで、
ただね~~~~~ 着ていたTシャツは、独特の????汚れが飛びまくっていて、 すぐに交換して洗濯しましたけど
なははは!