本当にFFヒーターはありがたい存在で、毎年真冬の朝ガチガチに凍り付いたフロントグラスには
ウンザリしていたのが、今年はそんなもの、「なんのこっちゃ!」という感じで、
というのは昨年末頃にFFヒーターを取付けたから。
旧式ではあるけど、今は無い100mリモコン操作が可能な時代のベバスト同等性能品。
たまたま中古で入手できまして、電波到達距離がかなりあることから、すぐに取り付けを決意。
自宅の駐車場なら20mも飛べば十分なのですが、 少し離れていると到達距離が必要です。
入手後すぐにホーバーホール、そして燃焼テストを経て問題無いことを確認していたので、寒さが厳しくなってきた
昨年の初冬に取付けたわけです。
現在、このベバスト同等性能品に無線式のワイヤレスリモコンの設定は無く、なので貴重な一台です。
年末は親父の葬式とかでゴタゴタしていたので、取付けてとりあえずの運用まで出来ていたのですが、
肝心の電源である”バッテリーの充電ライン”が未完成のままで、
その為に数日(数時間)稼働させる度に一応充電していた。
すがにそれは面倒すぎるので、ここに来てやっとエンジンのオルターネーターの出力を生かした、走行充電システムをを取りつけたという訳です。
取付け自体は、面倒な事は特に無いのですが、北風吹く中でやるのが・・・・・
まず、バッテリーからの配線を、リアヒーターユニットの配線が通っている車体貫通グロメットを通し、走行充電リレーへ。
このリレーは、メインバッテリーから電圧さえ供給されれば、サブバッテリーが接続されていようがいまいが出力してくれる物で、これで十分。
次にマイナスラインのシャーシアースを取って、 バッテリーに接続し、ヒーターの配線も取付け。
キチン作動するか?を確認ですが、もちろんエンジンをかけて電圧を測ります。
電圧は大体13.5~14.5Vのあたりで良好。
接続するバッテリーは、リン酸リチウムバッテリーで30Ahの容量の小型品。
このバッテリーは 10.5~14.5Vの範囲で充電が可能という珍しいタイプで、
ただし価格は約2万円と少し高いです。
実は、エブリィの収納はそんなに高さが無く、普通のバッテリーが入らないんです。
故に、横倒し可能な物で無くては駄目で、これしかありません。
バイク用の鉛バッテリーも候補に挙げましたが、容量が小さすぎて、あと液の入っているのは収納する場所の関係で駄目というのもあります。
ちなみに、このリチュームバッテリーはまだ固定して居らず、今の段階ではケース内で動いてしまいますが、
充電状況を見て問題がなければ両面テープにて張り付けます。
バッテリー本体が非常に軽いので、 クランプ等で固定しなくても大丈夫ですから。
以上、FFヒーター用バッテリーでした。