帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

寝たきりになるのだろうか・・・

2023年07月27日 | Weblog

昨日の夜まで熱をだしてたので、遅ればせながら26日から27日にかけての日記をアップします。

 

週末には絶対?ウインド行きたいという事で、 週末の予定を平日休みとって実家に帰ってました。

 

いつも通りにホームへ迎えに行き、 いつもと同じように車に親父を載せて家へ連れていきますが、

今日は何か変だなと?と、気が付いたのは家についてから、 車から玄関までの短い距離が思いのほか歩けない。

 

何時もは僕が両手をもってアシストして歩いていたのですが、 それがどうにもうまくない。

「どした?親父」と聞くと「足が痛い」という事で、まあそれでも何とかリビングまで連れて行ったのですが、

「どこが痛いん」と訊くと、左足の太もも外側の上の方、いわゆる筋にあたる部分だと思うのですが、

攣れて痛いみたいなんです。

 

とりあえずバンテリンを塗ってみたのですが、 「いつから」と聞いたところ、 昨日の朝位からとのこと。

 

1月にリハビリ病院を退院して、 すでに7ケ月ほどが過ぎた訳ですが、体力の衰えは思っている以上に早く、 

それというのも、いくら言っても何の運動もしない事にも原因があるんです。

 

昔のタイプそのものというか、絶対的体力に自信のあった親父は、健康のために何かをしようなんて事は一度も無く、

それでも、自前の健康が何の病気も引き起こさず、 ゆえにというか、何にもしなくても済んでいた。

 

母親が脊椎管狭窄や背骨の椎間板がつぶれて起きられない程の痛みが起きていた時も、平然と 「飯はまだか!?」

と母親にいって食事造らせる親父でしたので、まあ、それほど何の傷みも経験が無いほどなわけです。

 

年齢が増すにつれて、身体能力の衰えが目立ち始め、このままでは駄目だからと、少しでも良いから散歩するなり体操するなり、 身体を動かす努力をしていれば幾分かは違うのだと思いますが、とにかく何にもやらない。

 

僕が声をかけ、時々でもいいので、僕が実家に行った際にも椅子とか使って運動させようとしても、頑としてやらないし、下手すると怒り出すという次第。

 

ただ、ホームでの、ディサービスで、リハビリもやっていたのですが、そちらの方は多少はやっていたようで、

その分だけまだマシなのかなと・・・

 

年齢が89歳という事を考えると、仕方ないのかな?とは思うのですが、ここ数か月で他にも大きな身体の能力低下がいくつも見られて、その一つが目を開けていられなくなったこと。

目を開ける筋力が衰えたという事になるのかは判りませんが、とにかく目を閉じていて、言わないと開けて見ようとしない、

両腕サポートして歩かせようにも、目を開けない事から安定性が悪く、あぶなっかしい。

 

この目を開けないというのは他にも悪い方向に出て、 食事の際にフォークなりスプーンなりで食べ始めると、

目を開けているのがつらいのか、動作をやめてしまう。

仕方なしに母親が口元まで食事を運ぶと食べるので、 お腹がいっぱいというわけでは無い事は間違いない。

 

昔から自分の考えている事や、自分の気持ちを適切な言葉で相手に伝えることが極端に苦手なオヤジなので、

何を聞いても返事しないし、 どうしたらよいのか? に関して手掛かりになる言葉が無いので非常に困る。

 

まあ、この表現力の苦手なのは、 僕を育てるにおいて、 ”何も言わずに突然頭の上に拳骨をみまう”という

単純な方法で表現され、 何が原因で親父が怒っているのか? 何して叱られているのか?が見当もつかない。

そんなんで育ってきたのですけど、 逆に僕にとってはそれが良いの方向で働いているのは間違いなく、

これが、ぺらぺらと口達者で 育てられていたとしたら、 多分人の心を碌に読めない人間になっていたのでは無いかと思う。

話を戻しますが、 ほかに大きな老化として感じられるのが排尿で、 特に夜にトイレに行くのが出来なくなり、

以前は自分でトイレに行けていたのが、今はトレパン(おむつ)を常時着用状態になっている。

歩くことが難しくなり、それによりトイレに行けないからなのか、排尿コントロールそのものが駄目になってきて

居るのかが判らない。

いずれにしても、 ここ数か月の身体的能力の衰えは著しく、 この秋から冬にかけて寝たきりになる可能性を否定できなくなりつつある。

 

新しい要介護度判定が出て、 4になったわけだが、 お世話になっているケアマネージャーさんからはついに特別養護老人ホームの話も出てくるようになり、それはすでに寝たきりになる可能性を示唆しているわけです。

 

ある程度までは今のホームにお世話になる事は出来ますが、元来住宅型というタイプの処ですので、寝たきり対応は無理がある・・・・

寝たきりになってしまうと、 家に連れてくることそのものも不可能で、 あとはこちらから時々ホームに出向いて面会する事しか出来なくなる。

 

ただね~ 特養は良いところは待機人数が非常に多く、 簡単には入れないので、 早めに申し込まねばならないのですが、

いろんなイベントなどを行って、入居者を楽しませてくれるような処はそうなのですけれど、 今の親父みたいに、

何するわけでもなく、 ただ寝るだけになってしまって来ている状態では、 最低限のサービスだけ受けられればいいのかな・・・

とか思ったりもします。

あまり考えたくない事では有りますが、 現実は現実ですので、 それなりに対応していかねばならない。

それが何ともつらいところです。