家も30年近く経つと、設備関係があっちこっちと調子悪くなる。
ここ最近はお風呂の水栓で、 シャワーとカランを切替えるレバーが硬くなり、手にシャンプーとか着いていると切替が出来ない。
家内と娘からクレームが付いて、 自分でも硬いな~とは思っていたのですけど、面倒くさいのでホッタラカシにしていたのですが、 保守部品を調べたところ、まだ供給されていたので交換しました。
タイプが KVKの KF112というやつで、寒冷地仕様とかではない安物。
部品代だけで2800円くらいかな・・・・
交換方法は特に難しくも無く簡単。
まず、水とお湯のバルブをクローズ
ボンネット(という名前らしい)をレンチで弛めて引き抜く。
こんなんす!
新しい部員と比較。
構造的には、 スプリング付いたバルブが移動して、 カランとシャワーのラインを切替えているだけの単純構造で、
硬い原因は、四角い切り口部分の中に収まるシャフトに取り付けられているゴム製のOリングの劣化。
シャワーのラインとカランのラインをこのOリングにて密封しています。
ちなみに、分解してリングだけ交換すれば、ほぼ修理費用はただみたいな物ですが、
このアッセンブリーがまずは分解できない。
いや、バラせるのだと思いますが、やる気が起きない。
古いタイプと新しいタイプの違いは写真の通りですが、 ラバーが付いていようかいまいが、
余り関係ありません。
ちなみに、ボトムのバルブは、 水栓の中のど真ん中を塞いだり開けたりするようになっていて、
カランでも無く、シャワーでも無い中間位置の場合、 この穴を塞いで水を止めるようになっています。
ボンネットにスプリングが入っているのは、密着性を良くするためのものですね。
で、新しい物を取り付け、 切替レバーを戻せば作業は終わり。
しかし・・・・・・・水栓金具がカルシウムで真っ白で、 掃除しないとな~なんて思っています。
交換後ですが、 何の引っかかりも無くスムーズにカランとシャワーが切り替えできるようになりました。