帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

連続ジャイブ

2023年08月19日 | ウインドサーフィン 

朝からゲレンデは霧で覆われていて、なんとなく無風の予感。

で、ゴソゴソしていたら息子夫婦が到着。

 

車を平行に並べて、タープ代わりにウエザーマスター(コールマン)を取り付けてキャンプ開始。

 

朝飯を食べた後は、僕は風待ちに移行しますが、やはりというかほぼ風なし。

 

一応昨日の壊れた?12.0のセットを持って行っていつでも出られるようにするつもりですが、弱い東の風でしかも微風が吹いたり止まったり。

孫と息子は湖で泳いだりして家族3人で遊んでいますが、僕はセイルを開いて細かなところを調べます。

 

カムが外れることが多発したので、カムを外してみたりしますが、特に問題なし。

リーチのビラビラを作るパネル内部のケブラーとかも調べましたが、これも問題なし。

 

なんやろ~?と一応エクステンションを取り付けてダウンを引いてみますが、セイルのリーチがパンパン。

おかしいな~と、 マストからエクステンション抜いてマジマジそれを見た瞬間。

あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!! 

 

なんつ~バカな俺!  ラフが594cm、マストが550cm エクステの設定が36cm

ハイ!足し算もできない翔  ど~りでダウンがかるいわけだわ!  爆笑。

 

という事は前回の夏休み、今回の昨日、滅茶滅茶な状態で走っていたということになる。

セイルがやたらと重いし変まくりだったのはこれが原因でした。

 

原因判ればきわめてハッピーな僕ですが、壊れていなくてよかったと内心はかなりほっとしました。

で、あまりに無風なので、孫とウインド練習。

 

121Lのボードに4,2のセイルをセットして、 午前中は上らせる練習がメイン。

前回は2日間、合計6時間ほどで走り出し、タック、アップ、ダウンと取り合えず走れる基本を覚えたわけですが、今回はさらに速度を上げる練習と、なんといっても方向転換。

午前中はタックと上り角度をとる練習に終始して、息子が時々ロープで引っ張ってくることの繰り返し。

 

お昼食べている間に風が東から南へとシフト。

た~だ、自分が出るほどに吹き上がらず、

 

なので1時ころに練習を開始した孫と、息子、そして僕がボードとパドルで追走(というか追いつけない)して練習の繰り返し。

 

タックはほぼ完ぺきに(穏やかな風ですが)でできるようになったので、ついにジャイブの練習を開始。

セイルに風入れながら風の方向に合わせてセイルを回し、同時にボードも方向転換していく。

そして最後にブームの向こう側をつかんでセイルを返す。

書くと簡単ですが、実際にそれやるとできないのがジャイブ。

 

しばらく練習を繰り返していたら、なんと一回目がたまたま成功。

まぐれだろうなと思いましたが、 何度も練習させている間にだんだんと安定してできるようになってきた。

 

最後には連続でジャイブできるようになり、僕もですが、息子も驚き。

理屈ではなくて、なんでも吸収してそのまま体で覚えてしまう年齢(12歳)は本当に素晴らしいです。

 

ジャイブとタックができるようになり、あまり下にも流されずに乗れるようになったころ、空が不穏な空気に。

だんだんと雷鳴が大きくなっきて、3時ころに危険と判断して岸辺に戻り、タープとオーニングの下のテーブル配置、

そしてサイドパネルを取り付けたころにとうとう稲光。

どっかんと雨と連続してくるにすさまじい土砂降り。

このまますぐに収まってくれるといいのですが・・・・

結局1時間ほど荒れた後に青空が見えてきて、一安心しますが、みなで温泉。

冷え切った体を温めて戻ると、夕飯。

炭焼きのステーキとかですが、楽しいひと時でした。

明日はどうやろ?