午前中は ポタージュ?と、格闘していた翔です (笑)
でもって午後は、 ハイエースにサブバッテリーの充電システム取り付ける為の作業(続き)なんぞしておりました。
今回は仮置きでのテストでは無く、 本配線なので時間が掛ります。
システム構成は下の図の通り。
車両の前部にあるバッテリーからラインを引いてきて、アイソレーターを通します。
このアイソレーターは動作が至極簡単な物で、 メインバッテリーの電圧が13.3vになるとON。
12.8Vまで下がると接続を切離します。
サブバッテリーが接続されているかどうか?から始まって、投入時間等を含めて高度なON/OFFをするアイソレータもありますが、今回はDC-DCコンバーターを介するので、そうした物は使えません。
そもそもが片方が鉛バッテリー(12.5V)、もう片方がリチューム(13.5V)ですので、まともに接続が出来ない。
ちなみに、このアイソレーターはシャーシアース線を切り離すと、回路を遮断するので、 ここにスイッチ入れて、
サブバッテリーへの充電を入切りできるようにします。
自作のリチュームバッテリーは BMSを取り付けていて、過充電含めた電流もコントロールしますが、
満充電状態なのに、さらに充電電圧をかけるのは余り好ましく無く、 こうして切り離しをするようにするんですね。
FFヒーターを使わず、冷蔵庫も動かすことが少ない夏などに、 常時充電は余り良くはありません。
万が一ですが、容量が100Ah程ありますので、燃えたら大変ですので。
DC-DCコンバーターは 入力は8~30V、出力は14.5V一定で、
自作バッテリーの過電圧保護は14.6Vなので、その少し下になっています。
サブバッテリーにはシガーソケットがあり、ポータブル冷蔵庫はそこから、FFヒーターは
端子に接続します。
ポータブル冷蔵庫はシガーソケットに挿すことから電流はシャント抵抗を通りませんので、メーターには値が表示されません。
さらに、回路的にFFヒーター使用時は電流方向が逆になるので、シャントにより電流を測るこのメーターは
逆方向の値を表示しないので、ヒーターの使用電流も表示されません。
最も、充電時に20Aとか流れている時等、 FFヒーターを付けると8Aが逆に流れるので、
測定器には12Aとか表示されます。 笑
まあ、 測定器を取り付ける目的が サブバッテリーに適切な電圧が提供されているか?、 電流が適切に流れているか?の二つですので、負荷はどうでもいいんです。
このように、回路自体は非常に簡単で、特に難しいことはないのですが、 とにかく作業が面倒。
若い頃から電気系で生きてきた僕は、散々配線して来ましたので、ウンザリなんです、正直いって。 汗
固定するDC-DCコンバーターはそれなりに熱を持つので、取り付け位置にはかなり悩みまして、結局写真の位置にしました。
本当は風通しの良いところに設置するべきなのですが、邪魔なのでここ。
夏の高温にさらされるとまずいかな~
隣には メーター用のシャント抵抗を設置。
シャーシアースの通しボルトは径6mmなのですが、重ねるので、8mm内径の端子を使っています。
本当はグランド(シャーシアース)バー等を設置して綺麗に並べるべきですが、 見えないところなのでこれで良しとします。 なはは
粗方の作業が終わるとサイドパネルを借り戻し。
バッテリー配線とかを出してみます。
およよ!プラスとマイナスの左右が逆。
で、バッテリーを実際に搭載。
バッテリー重量が10Kg近いのでパネル大丈夫かな・・・・とか思ってましたが、
案外と上部でまったく問題なし。
配線接続して回路に問題無いことを確認したら、 パネルを完全に戻します。
次は充電のON/OFFを制御するスイッチの取り付けですが、 材料が職場のために今日はここで終了です。