以前、この日記でも取り上げましたけど、 中国製のバッテリーカットが実に糞製品で、 又トラブルになりました。
なので、その記事です。
月曜日に車(マンボウ)を持って帰ろうとして、途中でGSに立ち寄ったまでは良いのですが、給油後にエンジンが掛らない。 あんれま!
イグニッションキーを廻すと、 カラカラからというスターターリレーからの音だけで、というか、
電圧低下で単にリレーが作動せずにカチカチやっているだけの状態。
バッテリーはこの夏交換したばかりだし、 その後の改善で、充電はソーラーからも供給されるので、電圧不足というのはあり得ない。
で、すぐにピンときたのがバッテリーカット。
以前も接触不良になり、カットの接続と断をする部分に十分な面積が無く、腐食によるサビなどが発生してそうなのですが、まあ、先天的な構造欠陥なのと、品質がかなり粗悪なのでこうしたトラブルが起きる。
ちなみに僕以外でも結構、あちこちで起きているみたいです。
その記憶が有るので、すぐに車体サイドのバッテリー室のドアを開け、カッターのONOFFのぶを一度緩め、 再度キツく締めた。
その後エンジンを始動すると、何の問題も無かったかのようにエンジンが掛かったわけで、当然と言えば当然。
やっぱり・・・・
以前起きた時には、コンタクトする部分を磨いたりして、その後は特段問題が起きるようには思えなかったので、そのままにしていたのですが、又今回もでは、さすがにそのままという訳には行きません。
早速バッテリーを降ろし、 バッテリーカットをはずし、コンタクト面を見てみた。
一見して特に問題がある様には思えないのですが、 実際にトラブルが起きているんですね~これが。
捨てようか?と思ったのですが、
とりあえずバラしてみて。 白い色の絶縁体を取り外すとカット機能は無くなる物の、端子としては使えるので、
再度組み立ててみた。
白い絶縁体を取り外し、 そのまま組み立てると、接触面積が絶対的に大きくなるので、
これで行けるかな~とか思う翔。
とりあえず、もう一度このバッテリーカットを使う事にしました。
で、こうした接続と断を受け持つ物が接触不良になるという事は、 バッテリーには悪影響がでるわけで、
その予防としてモニターを付けました。
オルターネーターの出力は バッテリーの端子に行きますが、 その端子から同時に車両の各部へと電力を供給しています。
エンジンが動いている間は、 端子の処に正規の電圧13.5~14.5V位が掛り、 問題が無い場合はそれでバッテリーも充電されるのですが、バッテリーカットに接触不良部分があると、 その部分で電圧降下が生じ、下手すると充電すら行われないことになる。
バッテリーの充電が満足に行われない場合、エンジン停止時のバッテリー電圧や、 エンジン始動の為のクランキング時にそれが電圧としてもろに現れる。
まあ、それを見ることでコンタクトが不良だと一発で判るわけですが、 常時電圧計を接続しているわけでは無いし、
クランキング時の瞬間的な電圧低下などは、それ様の測定器を取り付けないと読み取ることは出来ない。
で、これを何とかしたという場合に便利なのが バッテリーアナライザー、 ヤフオクとかで売っている物ですが、
これが便利。
アナライザーという難しそうな名前ですが、バッテリーの電圧やクランキングによる電圧低下、バッテリー温度等の各種情報がモニターに表示され、他の機能としては特別な計算アルゴリズムによるバッテリーの能力と状態計算、
残りの寿命等を表示してくれるので、電圧で悩む輩には、とにかく優れものなのです。
また取り付けが簡単で、センサーと表示部は無線で接続されますから配線は簡単だし 「Very good!」
ちなみにセンサー部は防水性能をもっているので安心です。
モニターは新品なので、充電が弱く、スイッチ入れたらやっと表示する感じ。
しばらく充電したところ、 その後は綺麗に表示してくれ、 各種情報を教えてくれます。
もし、またバッテリーカットに接触不良等が起きると、 充電電圧が低くなるので、オルターネーターからバッテリーへの充電がきちんと行われているか?を容易に知ることが出来、安心感抜群です。
しかし・・・・簡単に接続を遮断できるバッテリーカットですが、 やたらと安くアマゾンとかで売られていて、
、まあ粗悪品ですので、 安かろう、悪かろうの代表みたいな製品です。