走行による、キャビン内部への雨水侵入が発生、 車内の床が腐食することで、床がグズグズになった事は、この日記で何度か書きました。
それが、この車の致命的な構造問題で有る事も写真を載せて紹介をした訳ですが、前の日記ではとりあえずの水侵入経路と思われる処をカバーしたりシリコンを塗布して対策を行いました。
途中で始業時間となり作業を中断したわけですが、夕方にその続きをやりました。
前の記事で、キャビン最後部の著しい水の進入路は、アルミL材をシリコンで貼り付ける形でブロック。
多分、これでそこからの侵入は無くなるかと思いますが、まだ角部分の側面が終わってなかったので、まずはそれを処理。
場所的にそんなに雨水がかかる部分ではなかったので、特に何かを貼り付けはしませんでしたが、 床材の剥き出し部分含め、 べったりとシリコンコーキング材を塗布。
これで様子見して、必要なら何か貼り付ける形でもう一度作業します。
一番水の浸入が激しかった部分でしたので、そっちを重点的にやったわけです。
で、次に手を付けたのは、
朝に出来なかった、運転席後ろのダイネット(フロントサイド)の下の水侵入部分。
写真は床から見上げた写真ですが、燃料タンクが見えるのは車の後方に向かってになります。
緑矢印はボンゴトラック運転席後ろによくある凹ませ部分で、強度確保の構造的な物ですが、丁度この下までキャビンの床が来ています。
車本体とキャビンの接合部ですね、
この部分に、 フロントタイヤによるタイヤの水跳ねから、ずぶ濡れになって腐食。
やがて水が侵入して床をブクブクにしたというわけです。
朝の段階(前の日記)で、カットされたボディと、床板の付き合い部分にはシリコンを塗布していたので、この部分にはキャビン最後部の処理と同じ様に何かあてを取り付けます。
赤色の線が二本ありますが、その部分を覆う感じ。
上の赤線の直ぐ下が、 床のトップになるベニアですが、 何の対策もされておらず、当然?湿潤して腐食、そして水が入るようになります。
見ただけで解りますよね。
何の対策もされていない、ロータスマンボウの欠陥とも言えます。
黄色矢印が床の末端で、、キャビン最後部と同じようにアルミだかの床骨材が見えます。
ちなみに、この骨材の一番左の角部分ですが、こんな風になっていました。
何か充填(ウレタンスポンジ?)されていますが、年月の影響も有りボロボロ。
なのでこの部分もろとも塞ぎます。
昨日と同じ様に、 床の末端部分には何か塗られていた様な感じがありましたが、 ワイヤーブラシで擦ったら、昨日と同じようにすべて落ちました。
地のアルミだか鉄だかわかりませんが、簡単に剥き出しになったので助かります。
アルミの部材が無かったので、 樹脂製のL材を使用。 紫外線の当たるところじゃなく、防水のために全面覆えればいいだけの話なので十分。
Lの片側が長かったので、短くかっとして、後はシリコンをたっぷり。
貼り付けた後は、 樹脂に被せるような感じでコーキングを再度載せて終わりです。
要は、剥き出しの床板を完全に覆えればOkですので。
次は助手席後ろの、同じくキャビンとの接合部ですが、同じ構造ですけど、 これは末端剥き出し部分をシリコンコーキングで覆うようにだけして終わり。
キャビンには水の浸入が無く、これは多分補記類(樹脂製のなにか?)が有るためかと。
しかし・・・・・長年の使用(元々水没車でしたので)で、サビとかが凄いです。
さらに次、 キッチン前側の水タンクの収まる場所に著しい腐食を起こしたところで、リアタイヤの内側ですが、 これは左側も右側ももう一度コーキングを盛りました。
そうそう、冷蔵庫の下の床板ですが、
これも可能な限りコーキング。
どこまで効果があるか判りませんが、やるしかありませんので。
と、そんな感じで、 シリコン処理は終了。
後は、実際に雨天走行後に、水の浸入を再度確認します。
車体サイドのカバーを全部取り外して作業するのがベストなのですけどね・・・・