昨日、例の水侵入の対策をしていた時、 車の排水タンクに手をかけたところ、「ん? あれ? なんか動く???」
と気がついた僕。
ロータスマンボウの排水タンクは、 いくつも穴の空いた鋼鉄製ベルトで車体下部に吊り下げられるようにして固定されているのですが、 そのベルトが錆び、 殆ど切れそうな状態。 あらららら。
芯の鉄製ベルトはほぼ断線状態で、そのベルトの廻りを包み込んでいた樹脂製のカバーで、何とかつり下がっていた感じ。
タンクその物は、サイドカバーに旨く引っかかる様になっていて、単に固定ベルトが切れたくらいで、ドカンと落ちることはありませんが、これが空では無くて満水の場合だと、車体の激しい上下振動が加わった際に落ちてくる可能性が高い。
実は、 この車のシンクは飲み物(ペットボトルやウイスキー瓶)等の飲み物置き場として使われていて、
なぜなら結露した水とかあっても安心なのと、ドアの真横で有る事から、コップやミネラルウォーターを置くのに丁度良いんです。
この車では車内調理をすることは無く(キャンプ場使いますので)、また、洗い物をする事が全くと言って良い程ない。
ちなみに、キャビン最後尾のバスタブも、だれも糞狭いタブでシャワーも使わないし、 単なるポータブルトイレ置き場と化している。
なので、排水タンクは使われることも無く、常に空の状態なので、簡単に言うと、無くても良いわけです。
で、しばらく考えた後、 撤去することにしました。
タンクはそこそこの大きさがあり、これが無いと大きな空間が生まれるので、何かに使えそう・・・・
取り外しは至極簡単で、 切れかかっていたベルトを切断して、タンクに接続されている排水ラインをカットするだけ。
取り合えず半分降ろしましたが、 隙間が殆ど無いために、前方の排水パイプの接続部のカットが出来ない。
で、ジャッキで後ろタイヤを少し揚げて、作業。
で、取り外し完了。
取り外したタンクはこんな形をしていて、FRP製で非常に軽いです。
タンクをはずしたら、残っていた配管を撤去。
その後は、例の水の浸入可能性があるところをシリコンコーキングにて塞ぎます。
最後にバスタブの排水管の出ている部分カバー。
ここのカットが大きく、そこから水が浸入する可能性が多分にあったので、アルミ複合パネルの端材でカバーして、排水管の先端だけ出しました。
バスタブ、は先に書いた様にポターブルトイレ置き場になっていて、水はったりシャワーを浴びたりと使う事は有りませんが、
ウインドやった後の道具などに付いた砂が結構溜まるので、年に一度くらいは水洗いをすることがあります。
その洗い流し水が排水出来ればよいだけなので、 これでOKです。
で、とりあえず、水の浸入を防ぐための作業は終わりましたが、 次は雨天時に走ってみて、
他に侵入するところがあればその部分を直す、
それしか無いですかね・・・・
何度も書きますが、 本当はボディサイドのカバーを全部外して対策するのがベスト。
ただ、家の車はサビが酷く、 取り外す際にそこいら中でボルトやナット、ネジが折れまくる可能性を
考えると、今のところは取り外さずにやるしかないかなと・・・ 思っています。