帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

靖国神社

2017年06月04日 | 旅行等

意味不明な体調不良だった昨日。

早めに寝て、寝覚めたら昨日より遙かに調子が良い。

 

ホテルの無料モーニングを食べると、荷物をリュックに放り込み、「どうしようかな?」なんて考えたりもする。

 

そのまま家に帰ってもいいんだけど、 天気良いので勿体ない。

さらに、中途半端な時間だと電車移動で一日終わってしまうし、かといって、家に帰れば飲んでしまうだろうし。

 

で、思い立ったのが、靖国神社。

この国を守った英霊達が集う場所なんですけど、 地下鉄で20分もかからずに行けるので、そこを参拝してから帰ることにしました。

 

九段下をおりて、すぐの処にある靖国神社

一度は来てみたかったんですね、 初めてなんです。

 

ゴミ一つ落ちていない、美しい神社で、広い通りを抜けると本殿が見えてくる。

神様にレンズ向ける事は出来ませんから、 門の外からの写真。

 

 

境内まで来ると、5円玉放り込んで、 お参りして、 英霊達にお礼の言葉を心の中で唱えます。

 

この国が長い歴史を辿る過程で、幾度も国難が有り、その度に英霊達がその命と引き替えに守ってくれたこの日本、そして今という時代がある。

平和な時代に生まれ、戦争という経験も無い僕ですけど、その”経験が無い”事がどれだけ恵まれているのか? と云う事は戦火を経験している親からよく聞かされた。

「ただ感謝のみ」 その心でお参りを済ましました。

 

次に敷地内にある資料館へ足を運んで、中に入ってみた。

入館してすぐの処に、日本の生み出した最高工業技術(芸術)でもある 零式戦闘機が展示されている。

約一〇〇〇馬力のエンジンを積む 五二型ですけど、何て美しいんだろう・・・・ しばし見とれる・・・・

でも、あくまでも戦闘機なんです。

 

資料館の中はこの国が始まってから、現代にいたる、あらゆる歴史が展示されいて、

余りの数の多さに、全部は見きれない。

全て完読しながら、廻るとおそらく5~6時間はかかると思う。

さすがに全部は見きれず、しかしながら目に付いた物は全て読み、資料館を出たら、さすがにお腹がぺこぺこ。

 

どうしょうかな?と思ったんですけど、 神社の一角に食堂があって、そこで天ぷら蕎麦があったので注文。

値段が1300円とかなり高くて、注文するのを躊躇したけど、

靖国神社で食べる事なんてまず殆ど無いことから、頼みました。

 

出てきた蕎麦ですけど、 とても美味しくて、まあ、天気が良くて、涼しい屋外テーブル、しかも銀杏の木が創りだしてくれる、静かで美しい木陰の下。

*銀杏の葉の形が風で揺れて、幾千万の手が降られているよう見えるんですね。

そんなところで食べたのもあるのだと思いますけど、注文してからすぐに揚げてくれるサクサクの天ぷらと、ほどよく冷えた蕎麦が、半端なく美味い!

 

なんでしょうね、今までで一番 ”清涼感” のある蕎麦の味だったんじゃ~無いかと思います。

 

半端なく幸せな気持ちになり、”ご馳走様”をするぼく。

 

再び大鳥居を抜けて神社の外に、そして振り返えると、”また、来ようかな”と、すぐに思った。

何故なら資料館のすべてを見切れなかったから。

家から自転車で此処まで来てみてもいいかな? 何て思ったりもして。

 

帰りの電車は、何故か各駅停車。 

急行来ても つなぎの関係でそうなってしまった。

 

ドアが開く度に流れ込んでくる初夏と終春の爽やかさが、有る思い出を記憶の中から引き出してくれて、

 

その昔、硫黄島(小笠原諸島)に仕事で行き、1週間近い時間を過ごしたことがある。

海兵隊の連中と過ごした訳ですけど、2月だというのに日中は真夏の暑さ。

 

目の前に広がる美しい海には、子供を産むために来ているクジラ達が、真っ白な汐を吹き上げていて、

かつてここであった大きな戦い、 日本兵二万が玉砕、 米兵二万八千が死傷したなんて思えないほど静かなところだった。

夜になると海から来た風は島を通り抜け、清涼を連れて来たけど、なんか今日の靖国の風はそれに似ていたな・・・・・・なんて思ったりする翔でした。

 

 

 


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