GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

英語は表面上はそういうことだが、違う日本語の言い方にしないとしっくりしない、意味が通じないという例②

2025-03-01 03:42:02 | 翻訳術
 昨日のGetUpEnglishで予告した通り、今日のGetUpEnglishは「英語は表面上はそういうことだが、違う日本語の言い方にしないとしっくりしない、意味が通じないという例」をいくつか紹介する。

 たとえば、トラブルに巻き込まれた時にはこんな言い方をすると思う。

  "Oh, great. Just what I needed."

 直訳すれば、

「おお、すごい。まさに今必要なものだ」

であるが、昨日のGetUpEnglishでも提案した通り、

 ③「逆の言い方をしてみる」ことが意外に効果的

なので、

  "Oh, no. It is not just what I needed."

とすれば、

 「わあ、いやだ。そんなのいらないよ」

ということになり、

 「うわ、最悪。これ以上、面倒なことはいらないよ」

くらいに訳せると思う。

 もう一例。

 "He’s not the best at explaining things."

は直訳すれば、

 「彼は説明するのが最高にうまいわけではない」

であるが、これは「逆の言い方にしてみる」ということでは解決しないが、

 「言い方を変える、少し和らげる」

ということを考えれば「必ずしも~ではない」という「部分否定」の言い方ができると思う。

 "He’s not necessarily the best at explaining things."
という言い方で考えれば、

 「彼は必ずしも説明がうまくない」

という言い方ができて、

 「彼は説明はあんまり得意じゃないんだよね」

という訳が引き出せると思う。
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