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今日の新聞記事から

2006-04-16 20:52:33 | インポート

塾に通えぬ小中学生に“公立塾”

 経済的理由などで塾に通えない子どもを支援するため、文部科学省は来年度から、退職した教員OBによる学習指導を全国でスタートさせる方針を固めた。

 通塾する子どもとの学力格差を解消するのが狙いで、放課後や土・日曜に国語や算数・数学などの補習授業を行う。

 来年以降、団塊世代の教員が相次ぎ定年を迎えることから、文科省では「経験豊富なベテラン教師たちに今一度、力を発揮してもらいたい」と話している。

 教員OBによる学習指導は、希望する小・中学生を対象に、放課後や土・日のほか、夏休みなどの長期休暇を利用し、小・中学校の教室や公民館、児童館などで行う。受講は無料とし、テキスト代などは参加者に負担してもらう方向で検討する。

 教員OBの確保は、講師希望者を事前登録する「人材バンク」のような制度の整備を目指しており、計画が固まり次第、各都道府県教委などに協力を呼びかける。講師への謝礼などについては、今後さらに協議する予定だ。

 文科省は、長崎市で2003年7月に起きた少年による男児誘拐殺人事件などを受け、地域住民と子どもたちが一緒に遊びやスポーツを楽しむ「地域子ども教室」を推進している。教員OBによる学習指導は、この事業を拡大する予定で、各都道府県を通じ、市区町村に運営費用を支援する。

(読売新聞) - 4月16日3時7分更新
                                                     
                                                     どうかと思うなぁ。ちょっと目にはいいように思われるかもしれないが、本当は塾になんか行かなくても子ども達が理解する教育をすべきなのだ。本末転倒もいいところだ。この国は狂ってるよ。もう一度教育とは何であるか、考えてみるんだね。放課後の子ども達の地域教室は歓迎だけどね。
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新書

2006-04-16 10:28:45 | 日記・エッセイ・コラム

今日も雨だ。しかも気温は低い。

テレビで見ていたら、出版業界はいま新書ブームなのだそうだ。私ももう何年も新書を愛読している。ってことは業界へ貢献していることになる。新書は大きさも、重さも、持ち運びには適している。内容もいろいろな分野あり、といっても雑誌よりは内容が深く、解説的にはまとまっている。そのためものたりないことも多いが、興味を持てば参考文献を調べて読めばいい。 てなことで、文庫本に次いで我が家の本箱も新書が占めている。先日から本の片づけをしているのだが、新書も昔のもの、ときどきぱらぱらとめくってみる、より、現在の方が文字が大きくなっている。で、年寄りには読みやすいようだ。

連れ合いは岩波新書が出ると、分野を問わず買ってくる。その中から、自分の興味のあるものだけを選んで、私は読んでいる。私が買うのは、どうしても興味のあるものに絞られている、が手元にあるからと手にして読み始め、興味を持つこともある。それでも買って来る量が多いから目移りして、ここ何冊か読みかけで放ってある。「日本の税金」これも途中。

藤原正彦著「国家の品格」新潮新書

ベストセラーだそうだ。へそ曲がりなのでベストセラーと聞くと読みたくなくなってしまうのだが、新田次郎と藤原ていさんの息子というので、手にとって見た。講演記録に手を加えたものだという。語り口はきれがよく、おもしろい。言わんとしているところもよくわかる。共感も出来る。切り口上も大向こうをわかせるつぼを心得ている。しかし読んでいると、それが鼻にについてきた。とうとう途中で放り出してしまった。また改めて、にしよう。

米沢富美子著「人物で語る物理学入門」上・下 岩波新書

上巻、はじめにを読み始めたら、連れ合いが「ボクに先に読ませて」と代わりに「世界森林報告」を持ってきた。私は読むのは遅いけど、あっちは早い。で、先にまわしてこっちを読むことにした。

山田勇著「世界森林報告」岩波新書

私はこの本の内容の8分は知っている。2分は現状がどうなっているか、である。だからすらすらと読める。スハルトがやった湿地地帯の破壊を見に行きたいけど、インドネシア情勢もどうかな。ブルネイに行ってみたいな。こっちは問題ないだろう。

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