伊東の海岸で全国陶器市が開催されていると言うので出かけてみた。幸いいいお天気だったので、Sさんを誘って出かけたのである。テント張りで、市は開かれていた。この間から銘々皿がほしいと思っていたので、物色している。安いものから高いものまでたくさんある。お目当てのものはなかったが、小ぶりだけど、姫萩の小皿を5000円のところ、4500円にしてもらって買った。隣の伊万里のお兄さんが自分の作品だから是非買ってくれというので、こぶりの平鉢をひとつ1800円のところ1500円にしてもらって、萩の湯のみ、などなどけっこう買い込んでしまった。
お客さんは少ない。「上野でやっていたでしょう」というと、上野はお客さんがあふれていたけど、ここは来るのは観光客がぼちぼちで、観光客は買わないし、市民は来ないし、来年からはどうしようか考えてしまうとぼやいていた。土地の選び方が悪いんじゃないの。ここは人口の絶対数がすくない。観光地だから旅館や飲食店を見込んだのかもしれないけど、商売人は特定の仕入先があるだろうし、市民を狙うならここは交通の便も悪いじゃないの、なんていってきた。
久しぶりにお豆腐屋さんとかつお節屋さんに寄った。大歓迎された。
宇佐美のインドネシア料理によって、食事をしている間に、空は曇り、とうとう雨まで降り始めた。