二階の踊り場にオオヒメグモが網を張っている。下は虫の死骸でいっぱい。もうそろそろ掃除をしていいだろう、とホウキをもって上がって行った。窓の敷居にヤブキリがいる。ガラス戸がしまっているから逃げられなくて弱っているのかと、窓を開けて、よくよく見ると、弱っているどころか、ハチを食べている最中だった。ヤブキリがハチを食べているところなど、見たことがなかった。
食事中、じっくりと観察させてもらった。顎の中から出ている緑の手みたいなものはなんだろう。これで抑えながら獲物をかんでいる。前足の刺もすごい。
むしゃむしゃとお尻に部分から食べはじめ、肩にかぶりついた。10分ほどすると、食べかすを残して、悠然と窓から出て行った。体長は50mm。
ハチを捕まえて食べるヤブキリ。
なんと糞をした。
それにしても羽のある蜂をどうやって捕まえたのだろう。
窓にうろうろしていたところを捕まったのだろうか。
他の写真はクモ日記0708の8月18日に入れてある。