今日から9月とはいえ、ハゼの葉がかなり色づいている。ここのところの寒いくらいの涼しさで、秋が深まったと思ったのかもしれない。
28日、山形からモモが届いた。今年の出来はどうだろう。日照は足りたんだろうか29日、頼んでおいた地元のブルーベリーが届いた。さっそく、今年最後のジャム作りをした。このジャムはpapasan専用である。
31日、ケーキを作りながら思い出してモモを開けた。いい香りだ。これは熟れている。こんなには食べきれない。コンポートを作ってしまおう。モモの種取り器、「桃たろう」が買ってあったはず。モモの種は果実を互い違いにひねると取れるが、年寄りになって力がなくなってしまったので、最近は道具に頼っている。
「桃たろう」なんていうと、トマトを思い出すが、これは桃の種をくりぬく簡単な道具。三条の洋食器やさんがつくっているものだ。初めはうまく抜けなかったが、慣れてくるといとも簡単に種を抜くことができる、便利な道具である。種に沿って刃を入れる、その刃を回転させれば、種を掴んだまま引き抜くことができる。要はいかに種の近くに刃を入れられるかである。この要領を覚えればいいだけ。
皮を洗って、種を抜き、6等分してから、皮をむく。鍋に白ワインと砂糖を入れて煮溶かし、そこへ皮をむいたモモを放り込んでいく。あんまり煮すぎるとに崩れてしまうのでほどほどに。モモから水分が出るので、ワインだけで煮ても、ワインは感じない。それを汁ごと容器に入れ冷蔵庫で冷やす。