礼服と一緒に、ダウンをクリーニングに出した。
ときどき春が顔を出してるのに、ダウンなんて着てられない。
でも、今年はいまだに沈丁花の匂いがしない。
庭のチビ苗も、蕾がきっちり閉じて何の匂いもしない。
去年の初嗅ぎは2月15日だったのに。
目が覚めると、腕にビーがしがみついて寝ていた。
身動きがとれず、時計を見ることもできない。
それよりなにより、ビーのいる幸せ感で動けない。
しばらくすると、目覚ましが鳴ったので手を伸ばすと、
ビーはベッドから降り、ときどき振り返りながら、
キッチンまで私を誘導。
シーバの小袋を3等分してあげたけど、全く足りないビー。
モンチが布団から出ないので二人分食べたのに。
(モンチは、ビーほど朝ご飯にこだわりがなく、
私が起きても、眠いと布団から出てこない。
殿ちんは、上品に一皿だけ食べると満足)
流しに座って「ニャー!」
私と目があうと、目をつりあげ、
ひげをふくらませ、口を大きくあけて
「キニャー!」
キニャー、のときのビーの顔は怖かわいい。
その後ビーは、
仕度と家事で家中を歩きまわる私の後をつけ、
テレビの上から、テーブルの上から、
私の肩に乗ろうとする。
私は肩にビーを乗せて、
洗濯物を片付けたり、食器を下げたり。
肩に乗ったビーは、
「ブフフ」とか「クツクツクツ」とか、
いい音を出している。
ビーが重くなってくると、
ベッドで寝てるダーのところに行き、
肩のビーを降ろしてそっと横たえる。
ダーは目をさましてビーを撫で、
ビーはそのまま「クツクツ」いいだす。
私がそーっと歩き去ろうとすると、
ビーはすぐにベッドから降りて私についてくる。
そして私の肩に上がる。
甘えっ子風で、かわいいビーコ。
だっこしたときの、頭すりすりぶり、
クルクルぶり、ああ、ビーったら、
私のことが大好きなのねぇ~、と思う。
だっこする、ベッドに寝かせる、
を何度か繰り返してから、
シーバが空になったお皿にベッツを入れる。
ビーは即座に肩から降りて、
ベッツをがつがつがつ、と食べる。
お腹いっぱいになると、口の周りをペロペロッとなめ、
私には一瞥もなく、倉庫部屋のダンボールに直行し、寝る。
甘えっ子? 誰が?
朝ご飯(たらこ、ご飯、お茶)を用意して、
ダーを起こす。
ダーもビーと同じく、ご飯を食べると消えた。
寝室を見ると、また寝ている。
ダーの横には、ちょこんと、
ビーも布団から顔だけ出して寝ている。
私の枕に乗った、ビーの小さい頭、
そのかわいさったらどうでしょう。
「またビーを倉庫部屋から連れてきたの?」
「うん」
「寝てるのに何でわざわざ連れてくんの?」
「だって一人でポツンとしてるんだもん」
「いーんだよ。
ビーはモンの来ないとこで寝たいんだから」
「ポツンとしてるの、俺やなんだもん」
殿モンの仲が良すぎで、ビーが一人でいると、
ダーはビーが「ポツン」としてるといってビーに構いだす。
ビー的には一人でいて寂しいなんて、
思ってないだろうけど、
心優しいビーは、ダーの気持ちをくんで、
ダーのふところで寝ている。
モンチは布団の上の足元で、
タオルケットにくるまって寝っぱなし。
リビングに戻ってメイクを始めると、
殿ちんが膝に上がった。
殿ちんの毛が、ちょっと柔らかくなった気がする。
シクラメン、見るたび花が増えてる
ベル型のクレマチスがとても気になる。
昨年末のバラブームといい、
園芸家のたどる道を着々と歩んでる感。
11月、マンションの庭師に、
地際まで切り取られてしまった庭のクレマちゃん。
でも、なにやら芽らしきものが出てきた。嬉しい!
5号鉢に上げてみた。
花の時期でもなんでもないのに、
ひとりで大いに盛り上がり、ネットで2株注文。
問題は、クレマは地植えにする前に、
5号鉢で根が回るくらいまで育てた方がいいらしく、
また植木鉢を増やさねばならない。
植木鉢はなるべく減らして、ナチュラル風味の庭にしたいのに、
このままでは植木の見本市だ。