爪とぎの上から肉があふれるビーたん。
最近はビーがいちだんとかわいくて、
寝室から「なーう」と私を呼んでは、
ふるふるいいながら甘えたり、
寝っころがってる私の横に来ては、
こてん、と私にもたれて倒れる。
そういうとき、
モンチが近づいてくると、
ビーは迷惑そうな顔をする。
今日は、ひっさしぶりにモンチが脱走。
怖がりなので、
私の目の届かないところまではいかない。
私が追うと、柵を越えて隣の庭に行くけど、
私がいなくなると、
うちの庭まで戻ってくる。
和室の窓から庭のモンチを見て殿が、
ナー!(お前ずるいぞ!)と怒っていて、
ビーは(ふん、アホのくせに…)と、
見たくもない様子で本棚の上で寝てしまった。
殿と一緒に庭のモンチを見てると、
モンチは日の光を浴びて目を細め、
ふわふわ溶けそうな顔をしていた。
小町娘のレメディオス。
モンチは隣の庭で雑草をたっぷり食べて、
ダッシュで家の寝室に戻り、
一気に吐いた。なんやのん。
あ~たのちかった!でも何ちてたんだっけ?
ガス会社の人が見積もりに来て、
殿は興味深々で、
チラチラと横切っていた。
お前、おれ様に挨拶なしか?
5時半頃に河原に行く。
本は、「聖なる酔っ払いの伝説」
東の方まで、雲がピンク。
夜は、月がきれい。
空が澄んで、光が強い。
来月は中秋の名月。