モンチはあなたのフンになります
あなたのフンにもなります
いくつになっても、
にーさんねーさんの後について、
マネっこしたいモンチ。
殿がご飯を食べながら
歯をシーシー鳴らすのを見たモンチは、
そんなことまで真似をして、
ギーギー変な音を立てていた。
クツワムシさながらに。
これは一日でやめた。
ビー的には~
これくらいの距離感がちょーどいいにゃ
ある日のモンチは、
頼んでもいないのに、
ソファの背もたれの上で
伸びた、とおもうと
手足は伸ばしたままで
背中をムニョッと高く上げて、
しゃくとり虫のように這い、
虫らしさを披露していた。
虫の動きをしながらも、
美しさはとどまるところを知らない。