なぎのあとさき

日記です。

そして海へ

2010年12月20日 | お散歩



海には行ける週末は寒かろうと
雨だろうと行っている。

初冬の海で、
Cの具合が悪くなり、
駐車場に戻ると寝込んでしまい、
復活を待つ1時間くらい、
車の中で本を読んでいた。

本は「季節の記憶」
だいぶ前に読んだ本なので、
どんな話か覚えてなかったけど、
読んでいるとすでに、
身体の一部みたいなことになっている。
いや~、面白い。

その次の週は、
雨ふる海に行った。
天気も崩れて日も短くて、
Cは前の週に海で具合が悪くなったのに、
やっぱり海に行くという。
私もやっぱり海に行きたいと思う。

海には人がいなくて、
駐車場のドアまで閉まっていたので、
開けてもらう。

太陽のかけらもなくて
ブルーよりグレーが多めな海は、
湘南にしては珍しいとろとろの凪。
なのでサーファーもいない。

じっとしてると寒いので、
海岸線を行ったり来たり。
傘をさして長靴で、水にも入る。
長靴が海で役に立つとは。

雨の波打ち際に、
カモメの群れが、
水に足をつけて立っていた。
ほんっとに海が好きなんだな、
とCとともにカモメにシンパシーを感じた。

しばらくすると、
海の上の一か所に飛んでいき、
浮かんでいた。

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