なぎのあとさき

日記です。

秋のはしり

2012年09月25日 | お散歩

うちを13時頃出て、葉山へ。
まだ蝉の声が聞こえた。
ススキ現る。穂が瑞々しい。

海は凪、潮澄み、ほぼ無風。
はなれ岩まで泳ぐ。
Cは2回目の実験失敗。

岩まわりは水がとても澄んでいて、
たくさんの魚たちが見えた。
海の中はすべてが美しい。
黄色に黒の縞もようのひらべったい魚や、
赤黒くてエラ周りに白いもよう入りの魚。
この子たちは回遊熱帯魚で、
冬になると死んでしまうというのは悲しい。
それでも毎年来てくれるそう。
かわいくて、いつまでも見ていたかった。

ほかに、大きな魚もいたけど、
息つぎする間に消えてしまう。
黄色ブルーの大きな魚が、
私の後を追いかけてるのを見た、とC。

水は澄んでたけど、透明のプランクトン?
みたいなのがいっぱいいた。
薄赤いクラゲもいた。

薄ぐもりで、風が出ると寒い。
はなれ岩は暖かくて、寝転んで温まる。

寒いので、早めに山に移動。

木や葉、草、土の熟した濃厚な甘い香り。
薄い雲のヴェールに包まれたしっとりとした空気は、
秋の匂いがした。
鳥居を超えるごとに、匂いが濃くなる。

虫が減ったので、天狗のお宮のさらに上まで登る。
息が切れて、足はぷるぷる。

展望台のさらに上の、
山の中のちょっとした空間まで行く。
そこに、幹の白っぽい大きな木があって、
特別な存在感を放っている。
久しぶりにお会いできて嬉しい。

天狗のところに戻りベンチに横になると、
身体が山と一体になって、
身体のあちこちで美しい虫の声が
鳴ってるみたいだった。

境内に戻る頃には日が落ちた。
ベンチでストレッチ。
泳いでさらに山登りの後なので、
ヨガする体力はもうなかった。
雲のヴェールで、星は見えず。

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