なぎのあとさき

日記です。

霧の海

2012年10月15日 | 日々のこと

2時過ぎに家を出て、実家へ。
明るいうちに着いて、海に行く。
橋の上から、小さい魚が群れでいるのを見る。
コンブ似たような色。ハゼかな。
潮は満ち満ち、
ちょっと沖にウネリが上がって、
向かってくる途中で消える。
潮温は冷たくもぬるくもない。
房総がくっきり見えたけど、
霧が湧き上がっていた。
日が暮れて、だんだん海と空の色が同じになる。

晩御飯、ジュレ、ビーフカツ、イカとサトイモの煮物など。

次の日は残念ながら雨で、
マモンが用意してくれたお弁当を
家で食べながら、ヒッチコック「裏窓」
視線づかいが楽しい。

三時半ころになって雨が小降りになったので
山に行く。傘さして。
雨の中散歩する物好きは、
私たちのほかにも何人かいた。
雨の日には雨の日の気持ちよさ、面白さがある。

山の上の広場から海を眺めると、
濃い霧で覆われた海に次々軍艦がやってきた。
灰色で大きくて、物々しい。
幻想的で、映画みたいな景色。

美術館の脇から海に出ると、
軍艦はまだまだやって来る。
房総半島も霧で全く見えないので、
いつもの東京湾とは別の海みたい。
海は風が強くて、雨が横なぐりになって来て、
急いで帰る。

自衛隊の観艦式だったそう。

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