十月ももうすぐ終わり。
ノースリーブワンピで葉山へ。
途中迷って一瞬ヨコスカ入り。
海はいい日射しで、風が涼しい。
潮温はすこし低くなった。風波少し。
水はきれいだけどお魚の気配はあまりなかった。
膝まで水に入る。鐘で、そこまでにしておく。
C「これから入るんだよ!」
富士山がくっきり、上の方に雪が積もった。
砂浜でヨガとストレッチ。
本読めず。
食欲もない。
由比ヶ浜までずっと凪。
水平線の色が濃くて、次の季節の海の色。
砂の上には霜が降りたような跡が。
踏み心地はとてもいいんだけど。
天狗のところへ。
上からの海を見て、
いい空気をいっぱいいただく。
ゲタゲタ鳴く声が何度も聞こえた。
夕焼け空に、富士山がくっきり。
また、暗い道を下りる。
鳥居の手前で深呼吸、ベンチでストレッチ。
日没のすぐ後、
白鳥をじっと見てたらアルビレオが見えてきた。
わし、射手、いるかも見えた。
お寺を出てふりかえると、
スポーンとした月。
帰り途、
Walk On The Wild Sideと
Satellite Of Loveで溶けた。
甘く。
久しぶりにファンゴでお茶。いい天気。
笑顔のおまわりがCの車を追いかけていた。
宇宙に3つだけ(生き物以外)持って行けるとしたら?の話で
Cはタバコ、コーヒー、谷崎短編集、
私はアイポ、タバコ、ペン(猫の似顔絵とか描きたい)。
次の日、海に行くつもりが雨で、
ダーと渋谷にブレッソンを観に行くことに。
道中の記憶がほとんどないけど、
ハロウィンの扮装をした若者たちがいた。
こんなことって、あるんだなぁ。
映画の内容といい、
20年ぶりの某映画の予告といい、
ベタといえばベタ。
でも全くの無防備だった。
雨だし、鐘だし、ぼんやりしてたし。
目が合ったのは、ほんの数秒。
その数秒が、頭から離れない。
それからルー・リードばかり聴いてる。