なぎのあとさき

日記です。

11月あたまの海/消毒の日

2019年11月05日 | 日々のこと



日曜の夕方、3週間ぶりに海に行った。

高速の景色はしっとり深まる秋の色。アワダチソウはよく見ないうちにピーク過ぎて、サザンカが咲いてる。

19号で海の駐車場の小屋がふっとんで、外で営業中のシルバーたちは寒そう。20℃きった。早めに閉めるというので、30分だけの海。

ベタベタの凪、澄み、潮温はまだ低くはない。日があれば入れそう。
魚はいるのだろうか。ほとんど跳ねてなかった。

お寺でストレッチ。まだ身体に疲労が残ってるので、ごろごろしていた。

この日は財布を忘れて1万円借りて、IKEAでペルクラとか細かい収納ケース、パスタケースなど。いずれリフォームがあるので家具は買えない。

月曜は、よく掃除して、家具屋に行って浸水とは関係ない鏡や折り畳みのイスを買ったりクリーニングひきあげたり。
メイクコーナーを寝室に移した。

午後は伝説の哲学者のトーク第2弾&飲み。空虚について、ラカン、ボクサー犬、慰安婦像の話などなど、すごく面白かったけど、やっぱり疲れが取れてなくて、7時間ぶっつづけはちょっと疲れた。
折り返しのせいもある。折り返し中は早く帰ったほうがいい。猫も気になるし。

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あのおみずはのめるのかな?

モンちゃん!絶対飲んじゃだめだよ!

23日は仕事に出た。Mさんにお見舞金をいただいた。これから子供の進学とかある人からいただくのは申し訳ないけど、どこかに寄付したいと思ってたくらいだから、と言うのでありがたくいただいた。
ダーの会社はさすが新聞社で意識が高いのか、出社初日に社内中の人が義援金を寄せてくれて、銀行に行くひまもなかったので日々の買い物、買い直しにとても助かった。

24日。地下のトランクルームが水没して全階の住民がそこに入れていた物を片付けてたけど、それどころじゃなくてすっかり忘れてたことに気づき、ダーは仕事だったので1人で片付け。もう潔く全部捨てた。スキーグッズとかね。

マスクしてゴム手して、ゴミの山に囲まれて、1人黙々と表情もなくゴミ袋を運んでると、殺伐とした空気に包まれてきて、なんだか世紀末に生き残ったような、黒沢清の映画の登場人物になったような気がしてきた。
勝手にしやがれ!の最終話のような、「回路」のような。日常の時空がずれてるみたい。漂流教室のような感じもあった。

回路ってタイトルだけ、ダーも私も出て来なかった。ほかの清映画は全て出るのに。いくつかのシーンや登場人物、漢字2文字ということは思い出せたのだが。

掃除機がやっと届き、モンちゃんは新たなる刺客との対決に余念がない。

どこのどいつだおまえわ!
おれにけんかうってるにゃ!
うられたけんかはかうのがおれにゃ!


ムッフー!みてろよー!
ねこパンチいれてやっかんな!
あ、おい!きゅうにくんなよおまえ!


おとなしくなったにゃ!
おれにびびったにゃ!
いつでもあいてになってやるにゃ!

で、万全の体制とシミュレーションのもと、25日の金曜に保健所の消毒が来た。
周りより2、3日遅れたけどそれで良かったみたい。拭き掃除の後、よく乾かしてから消毒しないとあまり意味がないのに、みんな焦って消毒呼ぶから掃除が終わってなかったり、乾いてない状態の家も多いそう。

消毒中、ビーモンは病院に預けようかと思ったけど、またまたお隣にお願いして玄関先にキャリーバッグ2つ置かせてもらった。
ビーはニャーニャー鳴いてたらしい。

一部屋ずつ、その場で家具や袋詰めの衣類を動かしながら、隅々まで消毒してもらった。無色透明の無臭のスプレーで、病院で使うやつだそうで、30分くらいしてカラ拭きすれば猫も大丈夫だという。ほんとかよ。

猫を引き上げて消毒の必要がなかったバスルームに入れ、せっせとカラ拭き。
消毒が終わって一段落で、生活しやすいように家具やモノを置きたいとこに置ける。やっと生活再建。といってもリフォームもマストなんだけど、疲れたのでしばし保留。
この続きは、10月28日「キッチンととのう」へ。
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