おれの下では冒険が
和室に寝転んでドラクエやってると、
寒いので殿が私の腹の上に乗りに来て、
腹の上で丸くなる。
重くてウッとなりながら、
ドラクエを続けていると、
ものまね小猿のモンチも殿の後について腹の上に乗り、
殿の脇に来て丸まろうとする。
私の腹はそんなに広々していないので、
殿はモンチに譲って去っていく。
モンチは足場を組みなおして丸くなり、
あろうことかコントローラーの左スティックに添えた左手の親指を、
あご乗せ台にする。
モンチのあごを乗せたまま、
主人公を動かすためにぐりぐり親指を回すが、
モンチは気持ちよさそうにしている。
あごのマッサーになってちょうどいいのか。
こちらは結構気をつかって動かしてるんだけど。
なーにが面白いんだか
土曜日、Cからピクサー映画の誘いがあったけど、
ピカソを観た日にこれ以上何か観る気にはなれず、
もう少し先に延ばした。
ピクサーはピクサーで主役はってもらいたい。
夜ごはんは初挑戦のチゲ鍋。豚バラ、韮、白菜、ねぎ、豆腐、えのき。
寝る前、大事にとっておいた町田康猫エッセーのラストを読み、
泣きまくる私をビーがじっと見ている。
「何泣いてるの? バカじゃない? ビーコはここにいるのに」という顔。
ビーにキスして、ビーのお腹に手を当てながら寝る。
ふだん小説とか読んでて泣くことはあるけど、
ここまで嗚咽するようなことはない。
猫の話はリアリティがありすぎて、面白すぎるし、悲しすぎる。
ダーの話。
電源入れっぱなしで温まったステレオの上にモンチが寝ていたが、
そろそろ寝るつもりでステレオの電源を切ると、
モンチが「寒いじゃないの」という顔で起き上がり、
いつまでもダーのことを見ていた。
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