今年は寒さがどうのこうので、
いつもより色がどうの、と、
桜にダメ出ししてるおばさんがいたけれど、
河原の桜は今年もきれいだった。
たしかに、
ピンク色がまとまって出てる花があり、
コンビ咲きみたいになっていた。
ヒヨちゃんズが大騒ぎ。
コブシの花。
チャリで近所の花を巡っていたら、
途中でくしゃみが止まらなくなった。
それでも、花粉症ではなく、
季節の変わり目アレルギー性鼻炎といいはる。
花の美しさにやられついでに、
花屋に行ってみると、
大輪のボタンが。なんて華やか!
日曜、八幡様の大銀杏の様子を見に行った。
八幡様までの道はずっと混んでいた。
切られたことを聞いていたので、
見に行くかどうか、
参道のぎりぎりまで迷った。
もう日が暮れる頃なのに、
八幡様の境内には、
大銀杏を見守る人だかりができていた。
1000年以上の営みが、
消えてしまった。
根が生きていることを信じていても、
夏になると1本で森のような迫力で、
いい男フェロモンを放ちまくる、
あの枝ぶりがなくなったことは、
どう受け止めていいかわからない。
私とCはショックを通り越して
呆けてしまったあと、
帰りの車で、
大銀杏に匹敵するいい男について話す。
ボブ・マーリーとイーストウッドと、
ピカソのほかには思いつかなかった。
一つ下の階層に、
ジミヘン、トッシュ、優作、ブルース・リーが
挙げられた。