なぎのあとさき

日記です。

a graceful man

2010年03月15日 | お散歩



今年は寒さがどうのこうので、
いつもより色がどうの、と、
桜にダメ出ししてるおばさんがいたけれど、
河原の桜は今年もきれいだった。



たしかに、
ピンク色がまとまって出てる花があり、
コンビ咲きみたいになっていた。
ヒヨちゃんズが大騒ぎ。



コブシの花。
チャリで近所の花を巡っていたら、
途中でくしゃみが止まらなくなった。
それでも、花粉症ではなく、
季節の変わり目アレルギー性鼻炎といいはる。



花の美しさにやられついでに、
花屋に行ってみると、
大輪のボタンが。なんて華やか!

日曜、八幡様の大銀杏の様子を見に行った。
八幡様までの道はずっと混んでいた。
切られたことを聞いていたので、
見に行くかどうか、
参道のぎりぎりまで迷った。

もう日が暮れる頃なのに、
八幡様の境内には、
大銀杏を見守る人だかりができていた。

1000年以上の営みが、
消えてしまった。

根が生きていることを信じていても、
夏になると1本で森のような迫力で、
いい男フェロモンを放ちまくる、
あの枝ぶりがなくなったことは、
どう受け止めていいかわからない。

私とCはショックを通り越して
呆けてしまったあと、
帰りの車で、
大銀杏に匹敵するいい男について話す。
ボブ・マーリーとイーストウッドと、
ピカソのほかには思いつかなかった。

一つ下の階層に、
ジミヘン、トッシュ、優作、ブルース・リーが
挙げられた。

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