違法・適法と倫理

比少女だけ残し父母帰国へ 強制退去問題で表明(共同通信) - goo ニュース

不法入国なのだから、当然のことと私には思える。
報道は「娘のためにも残留を認めるべき」という同情
論調で、さらに「Ｎ子を救うための基金設立を」という
報道に到っては、２チャンネルの書き込みは一様に
「何を考えとる。ふざけるな」と厳しい批判ばかりだ。

ついでに、「授業料滞納、未払いの生徒に卒業証書を
渡さなかった高校に対して、改善指導」というニュース。
これも私には納得できない。「給食費を払わない児童に
昼食を食べさせない」ということと、同列かもしれないが、
払わないで済んでしまうなら、ますます皆払わなくなる
だろうに。

「派遣村に集まった人270人に生活保護認定」で、マス
ゴミは正義を勝ち取ったような報道をしているが、
一方で不正に「生活保護」を受け取っている人が大勢
いることには目をつぶっている。当面「弱者救済」が
マスゴミの正義らしい。

虚無僧の私にも「基金・寄金」をください。マスゴミ様

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

自力と他力 2

念仏を唱えていれば、大学に入れるか。
入れるわけがない。(自助努力＝自力)プラス(他力)なのだ。

Ｉ君が医学部にはいるまで、Ｈ家としては家族一丸と
なってどれだけの努力をしたことか。

親としては「家で勉強しなくていいのか」とついつい
不安になるが、学校の指導でも「一切口出ししないで
ください」とのこと。そして「無関心ではダメ。食事や
弁当は、手を抜かずに作ることが母親としての役割」
との指導。子供が喜ぶのは、親が子供のために、愛情
こめて一生懸命料理を作る、その姿勢だという。

最も大事なのは、親の経済力だ。今や国立大学に入るにも
お金が要る。Ｈ家の場合、子供二人だから、幼児の頃から、
ピアノ、空手、水泳といったお稽古事に家庭教師、塾と、
月20万はかけてきた。その上に大学入学した場合の入学金、
学費を(一人200万ずつ)400万貯めるとして、月５～６万要る。
つまり、夫婦共稼ぎで、年収1,000万以上は無いと、今や
大学にはやれない。親がそこまで頑張って働く姿勢を示して
こそ、子供も親の期待に応えて、頑張ろうという気になる。

そして、最後は神頼み。念仏でもいい。祈ることで、たしかに
奇跡は起きる。自分の知っている問題が多く出たなんていう
ことは、正に天の助けと信じるしかない。実はＩ君もＮ嬢も
らくらく受かったのではない。かなり厳しいレベルから高望み
しての合格だった。これはもう神仏の力と感謝感謝なのである。

翻って、私の場合、年収はそこそこにあったが、私が放蕩三昧で、
借金地獄。長女は奨学金で大学を出たが、次女は大学まで
いかせることができなかった。そして家庭崩壊。親の責任を
痛感する。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

自力と他力 3

勝ち組と負け組み。何をもって勝ちとするかは尺度次第だ。
大学なんかいかなくとも幸せな家族はたくさんいる。

今年18歳の子は100万人。うち大学に進学するのが60万人。
そのうちでも一流大学に行ける子は６万人。全体の６%。
しかし、彼らのすべてが将来幸せな人生を送れるとは
限らない。私のような者もいる。

平安の昔から支配者層は６%。現在も６%の人が富の半分を
握るという。そして60%が中流と意識し、30%が生活苦を
訴えている。年収200万未満、貯金０が1,000万人はいる
という。私もその一人だが、不幸とは全然思っていない。
幸不幸は心の持ちようひとつ。

貧しくとも、念仏を唱えて幸せと思えるならそれもよかろう。
座禅で心鎮まるならそれも良かろう。宗教を全く信じない
という人もいる。受験に際して神仏に祈ることも、お守り
や合格祈願グッズなど買うことをせずとも合格する子もいる。
それはそれで立派だ。信じるものは自分だけという『自分教』
かもしれない。100%自力本願だ。
神仏を信じず、合格できなくても、あきらめのいい人もいる。
すべてはその人の心のありよう。人さまざま。で、いったい、
宗教は、どのタイプの人にとって必要なのだろうか。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。