クーちゃん効果

釧路川に現われたラッコのクーちゃん。人を恐れず、
すぐ目の前まできて昼寝したり毛づくろいする仕草が
愛らしいと、連日大勢の見物人が集まる。おかげで
近くの商店街は思わぬ特需の恩恵に預かっているとか。
見物人は平日で2、30人、休日で100人だが、衰退著し
かった商店街では、クーちゃんにあやかったパンや
クッキー、ラーメン、携帯ストラップや絵葉書などが
売れていて、その経済効果は5,000万円に上ると。
暗い世相の中で明るい話題だ。

なんでも人気の秘訣は愛嬌。愛されることだ。
ラッコといえば、水面に仰向けに浮かんで、おなかの
上で上手に貝を割って食べる仕草がかわいい。両手で
貝をしっかりはさむ姿。貝の代わりに筍(たけのこ)を
持たせたらどうだろう。尺八を吹くポーズになる。
尺八を吹くラッコの人形を作って売り出したら売れる
かな?
衰退著しい尺八界、“溺れる者藁(わら) をも掴む”思い
で、クーちゃん人気にあやかりたい。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。